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細菌科

細菌性感染症および食中毒の検査、食品の収去検査、全血インターフェロンγ応答測定法による検査、貝毒検査などを行っています。

(TEL:0852-36-8187)

感染症病原体の流行状況の把握

  • 感染症発生動向調査事業の病原体検査定点から採取された材料より細菌分離・同定を行っています。
  • 県内の病院検査室で分離された細菌を集計し、県内で流行している細菌の確認と推移の調査を行っています。
  • 島根県におけるSalmonellaの検出状況

食中毒の原因究明調査

 食中毒の発生時には、保健所と連携して病原体、感染源の究明、疫学調査を行っています。

また、食中毒原因菌の黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ、エルシニアなどの感染源、感染経路、汚染分布などの調査を行っています。

※食中毒原因菌※

感染症病原体の疫学調査研究

 感染症法に基づき、保健所及び医療機関から分離されたコレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌、腸チフス、パラチフス、結核菌について遺伝子の解析等の詳細な検査を行っています。

  • レジオネラ属菌の検査
    レジオネラ症の集団発生を防ぐため、レジオネラ症またはそれを強く疑わせる患者が発生した場合、検査を行っています。

収去検査

 収去とは、食品衛生法に基づき、店舗などから無償で検査に必要な最小限の量の食品を提供していただくことをいいます。

 細菌科では、県東部の保健所(松江、雲南、出雲及び隠岐保健所)で収去された食品の細菌検査を実施し、一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌などが食品衛生法による基準を逸脱していないかを検査します。

全血インターフェロンγ応答測定法による検査

 全血インターフェロンγ応答測定法による検査とは、試験管内で結核菌に特異的な蛋白抗原を作用させ、免疫応答により産生される物質を検出する血液検査です。

 細菌科では、結核の接触者健康調査等の際に、結核感染の有無を調べるため、QFT検査を実施しています。

 QFT検査はツベルクリン反応検査(TST)の代替となる新たな検査法であり、過去のBCG接種に影響されないなど、TSTに比し、高い正確性、信頼性、効率性を有する検査法です。

貝毒検査

 アサリやホタテガイ等の二枚貝は、まれに有害なプランクトンを食べて毒を持つことがあります。

 島根県では安全な二枚貝を提供するため、それらの毒化状況を監視する体制を敷いており、細菌科は県内で採取された二枚貝に含まれる貝毒量を定期的に検査しています。

食品の安全性に関する情報収集と提供

 残留農薬、食品有害化学物質、食品添加物、毒物、食物アレルギー、重金属汚染、健康食品、動物医薬品、その他食品に係わる化合物に関係する違反事例や毒性、さらに食の安全性の話題などの情報を収集します。

 なお、これらの情報は定期的に薬事衛生課、保健所などの関係機関に提供します。

研究的業務

  • 島根県内で分離された腸管出血性大腸菌O157の分子疫学解析におけるIS-printing法の有効性の検討
  • 食中毒原因菌の標的遺伝子を一斉検出するためのMultiplexリアルタイムSYBRGreenPCR法の検討
  • ウズラ卵によるサルモネラ食中毒予防のための基礎的研究

技術指導

  • 保健所及び食肉衛生検査所において検査に従事する職員への助言や指導を行っています。

 

 


お問い合わせ先

保健環境科学研究所

〒690-0122 島根県松江市西浜佐陀町582-1
tel:0852-36-8181
fax:0852-36-8171
hokanken@pref.shimane.lg.jp