島根県報道発表資料SHIMANE PREFECTURE PRESS RELEASE

2067 受贈記念Ⅲ「奈良原一高 ヴェネツィアの光と闇」開催のお知らせ

 島根県立美術館では、奈良原一高 受贈記念Ⅲ「奈良原一高 ヴェネツィアの光と闇」を下記のとおり開催いたします。
 写真家・奈良原一高(1931-2020)は、2020年1月19日、88歳の生涯を閉じました。戦後日本の写真を牽引した奈良原は、国際的にも高い評価を得ています。
 1995年に美術館準備室が設立されて以来、島根県立美術館では松江高校の卒業生でもある奈良原一高を重点作家として、作品の収集や展覧会準備を進めてきました。そして、今回の寄贈により全775点の奈良原一高の全体像を見通せる世界最大のコレクションとなりました。
 2020年度、ご遺族より305点の作品寄贈を受けており、2022年度、2023年度に続き、その作品群のお披露目・第3弾となります。
 皆様のご来場を心よりお待ちしています。

             記
1.開催概要 
展覧会名 受贈記念Ⅲ「奈良原一高 ヴェネツィアの光と闇」
会  期 2024年10月17日(木) ~ 2025年1月13日(月・祝)
休 館 日 火曜日、12月28日~1月1日
(ただし、12月17日、12月24日は開館)
料  金 一般300円、大学生200円、高校生以下無料
会  場 島根県立美術館 コレクション展示室4
時  間 10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)

2.美術講座
講  師 蔦谷典子(当館主任学芸員/本展企画者)
日  時 2024年11月23日(土・祝)14:00~(13:30開場/約90分)
会  場 島根県立美術館 ホール(190席/当日先着順)
      聴講無料

3.みどころ
 今回は、受贈記念展第3弾として、ヴェネツィアを舞台とした作品群をご紹介します。
 「世界一美しい広場」と称されるサン・マルコ広場では、夜になると回廊のアーチのカーテンが上がり、灯りがその襞を浮彫にします。その美しさに惹かれた奈良原は、回廊アーチ128すべてを撮影し、世界一長い写真集『光の回廊―サン・マルコ』を完成させました。
 また、夜の闇のなかで、華麗な光を放つこの海上都市に魅せられて纏めた写真集『ヴェネツィアの夜』は、1986年日本写真協会年度賞を受賞し、奈良原の代表作のひとつとなっています。写真集に掲載された全作品をご寄贈いただきました。
 さらに、仮面を被った人々で溢れるカーニヴァルを中心にして色鮮やかな写真集『ヴェネツィアの光』を上梓しています。
 この展覧会では、『光の回廊―サン・マルコ』(1981)、『ヴェネツィアの夜』(1985)、『ヴェネツィアの光』(1987)の三部作から、108点を展観いたします。

※詳細は添付ファイルをご覧ください。