| 掲載日 | 令和6年3月11日 |
|---|---|
| 担当 | 古代出雲歴史博物館 岡 |
| TEL | 0853-53-8600 |
| FAX | 0853-53-5350 |
| メール | rekihaku@pref.shimane.lg.jp |
島根県報道発表資料SHIMANE PREFECTURE PRESS RELEASE
2848 ミニ企画「まぼろしの意東焼」の開催について
「意東焼」は、かつて松江市東出雲町下意東で製造されていた染付(そめつけ)*1の磁器。文化年間(1804~1818)に操業がはじまったといわれ、天保3年(1832)には松江藩の官営事業として操業しました。しかし経営はおもわしくなく、同13年(1842)に休窯、弘化元年(1844)に廃止されました。短期間の操業ながらも、様々な磁器が製作されました。
今回は当館が収蔵する、意東焼の優品*2および、かつて窯跡から見つかった磁器の数々を紹介します。
*1 染付 白地に青の釉薬(呉須釉(ごすゆう))で文様を描き、透明な釉薬を
かけて焼成した磁器。
*2 元東出雲町文化財専門委員 故・周藤國實(すどうくにみ)氏(松江市東出雲
町)のコレクションより。周藤氏は幻の磁器・意東焼ほか数々の資料を独力
で蒐集、後生に伝えることに尽力され、平成14年(2002)には多数のコレ
クションを島根県に寄贈された。
記
1 展示期間 3月13日(水)~5月20日(月)
*会期中の休館日:4月2日・23日、5月7日(いずれも火曜日)
2 開館時間 9:00~18:00(最終入館17:30)
3 会 場 島根県立古代出雲歴史博物館 常設展示室
4 料 金 常設展の入場料金でご覧いただけます。(追加料金はかかりません。)
(一般620円、大学生410円、小中高生200円)
5 主な展示品 (別添 報道発表資料に写真を掲載しています。)
① 菊霊亀図朝顔形大鉢(きくれいきずあさがおなりおおばち)
手水鉢。外側には意匠化された菊を、見込み(内側)には霊亀(れいき)を大胆に描い
た大作。高台(こうだい)内側に「天保年製 雲陽長歳山(うんようちょうさいざん) 月漢
(げっかん)画」の銘がある。意東焼を代表する作品。
② 船通山大川図盃(せんつうざんおおかわずさかずき)
見込みには船通山がそびえ、山々の中を大川(おおかわ)(斐伊川)が蛇行しつつ流れる
さまを、外側には、大川の本流とともに天保3年(1832)に治水対策により開削された
新川(しんかわ)(出雲市斐川町)も描く。高台内側に「長歳山(ちょうさいざん)天保製」
の銘あり。