住宅・建築物の省エネ

ア)窓は省エネのウィークポイント(暖房時は約48%の熱が窓から逃げてムダ)

イ)エアーキャップ(通称プチプチ)で窓に空気層をつくって断熱

ウ)エアキャップと厚手のカーテンで二重に断熱効果アップ

エ)住宅の省エネのポイント

 1)断熱のポイント

 住宅全体で外気に接している部分(床・外壁・天井または屋根)を、断熱材で隙間なくすっぽりと包む。

 また、隙間があると、熱が室内から室外へ逃げたり、その逆に、室外からの熱が室内に侵入したりすることにな

 る。断熱性能の低い壁の室内側の表面には温度差が発生しやすく、結露の原因になる。

 2)開口部の断熱

 住宅の断熱で重要なのが、熱の出入りが大きい窓などの開口部。窓の断熱性能を高めるには、サッシを木やプラ

 スチックを使った断熱サッシにしたうえで、複層ガラスを入れることが理想であるが、ガラスを複層ガラスとす

 るだけでも大きな効果がある。

 また、既存の窓の内側に新しく内窓を設置して二重窓にしても、複層ガラス窓と同程度の断熱性能を確保でき

 る。

 3)住まいの遮熱

 室内の温度をあげる直射日光を室内に入れないように、窓の遮熱対策を実施することが重要。

 植栽、ブラインド、遮熱複層ガラスの設置等で太陽熱を遮断することが有効。ひさしや日よけテントの取り付け

 は、太陽高度の高い南側の窓では特に効果的。

オ)一定の省エネ性能を有する住宅の新築や、エコリフォームに対して、様々な商品券等と交換できるポイントを発

 行する事業の紹介

カ)省エネ住宅、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)など建築

 物の省エネ化の紹介

 1)省エネルギー住宅

 省エネルギー住宅とは、暖房や冷房のエネルギー消費が抑えることのできる住宅。

 冬においては室内の温かい空気が逃げないこと、夏においては室外からの熱が室内に侵入しないことで、少ない

 冷暖房エネルギーで快適に過ごすことができるようになる。

 また、エネルギー消費を抑えるだけでなく、快適性や健康の面でも大きなメリットがある。

 2)ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

 住宅の設備等の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間の一次エネルギー消費量が正味・

 ネットでゼロになる家。

 創り出すエネルギーが消費するエネルギーを上回るため、住宅内でのエネルギーの自給自足が理論上可能。

 発電等で創出したエネルギー量>電気・ガス・灯油で消費したエネルギー量

 3)ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)

 年間の一次エネルギー使用量が正味・ネットでゼロとなるビル

 

 

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