サッパ
サッパについて
ニシン科の魚で、仔魚のときはコノシロやマイワシによく似ています。 体の背面は青緑色、腹面は銀白色で、腹縁に鋭くて強い稜鱗を持っています。全長は約15cm。 生息分布の中心は瀬戸内海地方で、関東地方などで漁獲されるものより味がよく、酢漬けやみりん干しなどにされます。特に酢漬けにしたものを「ママカリ」と呼び、珍重されています。小骨が多いのが難点ですが、とてもおいしい魚です。 産卵期は5-6月で、内湾を産卵場とします。 残念ながらサッパもコノシロと同様、島根県では食べる習慣がなく、ほとんど利用されていません。 |
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