6月23日コメント3

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 3点目が、県立石見美術館の企画展「杉浦非水」の開催であります。

 7月3日から8月30日まで、夏の企画展「杉浦非水時代をひらくデザイン」を開催いたします。

 杉浦非水は、大正・昭和時代に商業デザインの分野で活躍した日本のグラフィックデザインのパイオニアとされる人物であります。明治30年代には、現在の浜田高校に当たります島根県第二中学校で図画の教員をしていた時期もございます。この博覧会では、三越百貨店や東京地下鉄のポスターのほか、雑誌の表紙や本の装丁、商品パッケージまで、人々の暮らしを彩ったモダンで鮮やかなデザインの数々を紹介するとともに、非水が浜田や江津周辺の風景を写生したスケッチブックの展示も行います。関連イベントとして、120年前の非水のスケッチブックを基に、学芸員が写生地を調査して作った写生地マップを会場で配布をいたします。夏休みに、ぜひこのマップを持って石見の海や山、神社などの風景を巡っていただくような楽しみ方もしていただければというふうに思うところであります。

 私からの報告は以上3点であります。

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