有害鳥獣の捕獲対策充実を


 

【提案No.A2019-00350】12月25日受付

 

 有害鳥獣(イノシシ)駆除の期間が終わりました。農作物の鳥獣被害対策はまず捕獲です。繁殖率の高いイノシシは毎年増え続け、その被害は耕作放棄地の拡大に繋がります。最近は人身事故も各地で報じられています。中山間地域の農林業の存続すら議論される今、有害鳥獣対策が急がれます。

 イノシシの繁殖能力は大変強く、冬期の妊娠率は100%です。2歳で春に4~5頭を出産するといわれ、冬期(狩猟期間)に駆除しないと春先には10頭が50頭に、100頭が500頭にと、ネズミ算式に膨大な数に増えます。増えてから捕獲するより妊娠中に捕獲することが、被害防止に大変効果があると思います。既に他の県では先進的に実施効果を挙げています。

 狩猟期間も含めて、年間を通じて有害鳥獣駆除期間とし、捕獲者の支援や農業振興および中山間地域に住み続けられよう、侵入防止策と共に駆除対策強化を強く進めていただきたいと思います。

 

【回答】1月10日回答

 

 イノシシの狩猟期間については、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により11月15日から2月15日とされています。

 島根県では生息頭数を減少させるため、11月1日から2月末日まで延長しています。

 また、イノシシをはじめとする野生鳥獣被害対策については、地域の実情に合わせ各市町村で実施、支援が行われています。

有害捕獲許可(ツキノワグマを除く)についても、市町村長によってなされており、県内には有害捕獲許可を通年実施している市町村もあります。

 具体的な被害対策については、お住まいの市町村鳥獣対策窓口へご相談ください。

(農林水産部森林整備課)

 


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