本事業では、県西部地域の住民組織や学校、関係機関・団体等が連携して、地域の子どもたちが主体性をもって継続的に、地域資源を活かした地域活動を行う場をつくる地域活動団体を立ち上げ、及び既存団体の活動の発展を促すとともに、市町が実施する本事業に関連する施策の後方支援を行います。そのことにより、子どものふるさと教育、キャリア教育はもとより、保護者世代や地域の関係機関の協働を促進し、地域全体の活性化を図っていきます。
<子どもによる地域活動の定義>
本事業において「子どもによる地域活動」とは、子どもたちが地域住民の一員として、主体的に地域住民との関わりを持ちながら、継続的に取り組む地域づくり活動のことを言います。
<事業期間>平成31年度(令和元年度)(単年度)
現在、平成31年度事業実施団体の追加募集をしております(各市町の地域振興担当課及び教育委員会に対して支援団体の推薦を依頼)。
※事業目的に沿った子どもによる地域活動のための活動費について、 1 団体あたり、活動の立ち上げ・活動の発展等に要した事業費200 千円を上限に、1/2以内の経費を補助( 200 千円の事業費の場合、 100 千円以内の経費を補助)。
各市町において、活動に取り組む意思があり、かつ事業目的に沿っていることが認められる団体がある場合には、団体関係者及び関係課と調整の上、別紙様式1により「推薦書」を提出していただきますようお願いします。
市町の地域振興担当課、教育委員会の担当課のいずれから提出いただいても構いませんが、調整の上、提出をお願いします。
(1)追加募集推薦締め切り
令和元年6月7日(金)
推薦書様式(Excel)※所在市町の担当課からの提出をお願いします
(2)推薦団体のヒアリング
市町から推薦のあった場合、市町の関係課及び団体関係者に対してヒアリングを行い、活動内容、実施主体、実施体制等について確認を行います。
※ヒアリングにあたって、推薦団体から別紙様式2により「実施計画書」をヒアリング当日までに提出いただきます。
(3)支援団体の決定
市町から提出された推薦書及びヒアリングの内容を踏まえ、西部県民センター所長が支援団体を決定します。
※追加応募分の決定時期は7月上旬頃を予定
<期待する事業効果>
2.サポーター・コーディネーターへの支援
3.地域づくり団体等のネットワークづくり、相談対応
4.子どもによる地域活動の普及・啓発事業費補助
平成30年度支援団体の、活動概要は以下の通りです。
従来の子どもの居場所提供の活動などに加え、今年度は、さらに井野の若い世代を地域活動に巻き込み、
井野の将来をより良くすることを目的に活動する。
いのっ子クラブの卒業生との交流、井野の魅力について考えるワークショップや宿泊体験などを実施予定。
従来の子どもと地域を繋ぐための活動に加え、今年度は、湯里の中学生・高校生世代の
地域の中での居場所づくりを目的とした活動も実施する予定。
子どもが行う地域活動の中に、中高生が企画を行うブースを設置するなど、中高生にも積極的に地域に介入してもらい、
子どもと中高生、地域住民との交流をさらに深めていく。
小中学生や保護者世代の地域活動への参画を狙いとした活動を多く実施する。
今年度は、さらに子どもに幅広く地域づくりへの運営にも携わってもらおうと計画しており、
子ども主体の地域活動をより深いものにしていく。
子どもから高齢者まで幅広い世代が参加できるようなイベント等を実施予定。
子どもの発案による地元の食材を使った商品開発・販売等の活動を行う予定。
食育を通して、子どもの地元への愛着心を育むとともに、商品開発・販売等を通じ、邑南町の子どもたちが
地域住民の一員として、主体的に地域とのかかわりを持ちながら地域づくり活動を実施する。
平成29年度支援団体の、活動概要は以下の通りです。
地区小学校統合後も地域で子供を見守る環境を守り続け、安心・安全に過ごせる放課後の居場所づくりを目的として活動。
平日放課後、学校の振替休日や長期休暇における子どもの居場所の提供や、他地域との交流、地域行事への参加などを実施予定。
地域の幅広い年代で交流を通じて豊かな人間関係をつくり、地域で子どもを育てながら、小学校統合により希薄になってきた
子どもと地域のつながりを強くする目的で活動。
通学合宿や地区伝統のそろばん教室を通じた交流、地域組織との交流行事への参加などを実施予定。
地域で子供を見守りながら育てる目的で活動。大人主導だった取り組み方を、子ども主体に転換するきっかけづくりを進めており、
通常活動の地域行事への参加の他に、子どもたちの思いや考えを引き出すワークショップや地域イベントの企画、広報活動を実施予定。
地域の住民組織や学校、関係機関・団体等が連携し、地域の子どもたちが主体性をもち、地域の一員として継続的に地域活動を行うモデルの創出を目的に、「子ども地域活動モデルづくり事業」を実施し、(1)子どもたちが主体的かつ継続的に地域活動を展開する、(2)大人が子どもたちをお客さんとせず活動できる場をつくってサポート・コーディネートする、(3)活動により活動財源を確保するための工夫をする活動モデルづくりを目指しました。
子ども地域活動モデルづくり事業(事業概要・H25-27モデル地区概要)〈こちら〉
子ども地域活動モデル地区の軌跡(H25-28モデル地区概要)〈こちら〉
県西部地域で活動してきた団体それぞれが歩んだ軌跡から、様々な事例を知ることができます。
ぜひご覧ください。
まとめ【全て】データ
・第2章モデル地区の取組データ
・第3章各モデル地区からの報告データ
・第4章テーマ別ディスカッションデータ
平成31年2月23日(土)江津市地場産業振興センターにて、子どもによる地域活動推進事業の支援団体等の成果発表の場及びネットワークづくりとして、報告会を開催致しました。詳細は、以下に報告致します。
日時:平成31年2月23日(土)13:00から16:30(開場12:30)
会場:江津市地場産業振興センター(江津市嘉久志町イ405)
主催:島根県西部県民センター
対象者:子ども団体サポーター、まちづくりサポーター、教育関係者、その他活動に興味のある方全般
平成30年1月21日(日)に浜田市子ども美術館にて、報告会を開催致しました。詳細は、以下に報告致します。
日時:平成30年1月21日(日)13:00から16:00(開場12:30)
会場:浜田市子ども美術館(浜田市野原町859-1)
主催:島根県西部県民センター
支援団体の取り組み内容詳細や、本事業の活用についてご質問のある方は、下記担当までご連絡ください。
島根県西部県民センター総務企画部地域振興課担当中平、福本
電話:0855-29-5502