平成21年度助成事業(当初決定分)
平成21年度当初分では、31件の事業に対し合計38,250,000円の助成を決定しました。
地域文化振興
事業名 | 団体名 | 実施地 | 実施月 | 助成決定額 (千円) |
事業概要 | |
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1 | ふるさと歌まつり2009 | ふるさと歌まつり2009実行委員会 | 出雲市 | 4〜11月 | 1,000 | 音楽というフィルターを通して「故郷」を考え島根を元気にしようと、松江、出雲、隠岐においてアマチュアを対象としたコンサートを開催してきた。今回は「ふるさと」をテーマに参加者を募集し、県内7会場で行う。出雲会場は各地区代表が集うファイナルイベントとして実施する |
2 | 大田市人物伝 〜活躍した郷土の人々〜の発刊 |
聴聲会ー大田市の教育を考える会ー |
大田市 | 8月 | 500 | 大田市で活躍した人物を地元の協力を得て分野問わず選出し、会員自身で取材・調査し本にまとめ広く配布する。子どもから大人まで幅広い世代に郷土で活躍した人物を知ってもらい、地元大田の魅力や素晴らしさを発見する手がかりとなることを目指す。 |
3 | 和太鼓で奏でる石見銀山歴史物語 〜石見銀山天領太鼓 |
石見銀山歴史物語実行委員会 | 大田市 | 5月 | 1,400 | 石見銀山の歴史や魅力を和太鼓の演奏曲にのせて県内外に広く紹介し、大田独自の文化形成を目指す。1部では鼓童の元奏者と一般公募による参加者が出演し、銀山をイメージした創作曲を披露する。2部では太鼓グループと劇団、尺八、唄の共演で創作組曲「龍が導きし輝く歴史」を演奏する。 |
芸術文化振興
事業名 | 団体名 | 実施地 | 実施月 | 助成決定額 (千円) |
事業概要 | |
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4 | <県民文化祭共催事業> 重要無形文化財・14代酒井田柿右衛門の講演と陶芸絵付け体験教室 |
大田市文化協会 | 大田市 | 4月 | 300 | やきもの祭など陶芸への関心も高い大田において、人間国宝14代酒井田柿右衛門氏を招き、講演会と絵付け体験教室を実施、400年の歴史と業に直接触れる機会を作る。講演会後半では地元陶芸家や一般来場者によるディスカッションを行い、陶芸を軸にした交流促進を図る |
5 | それぞれの刻 30周年記念'09木寿会彫刻展 |
木寿会 | 江津市 | 5月 | 150 | 県内の彫刻や工芸に興味を持つ会員が自由な発想で創作活動に勤しんでおり、5年毎に自分たちの活動を見つめ直す記念展「それぞれの刻」として開催している。今回は30周年記念として木彫を中心に作品約200点を展示する。来場者とのふれあいの機会とし、地域の美術活動に寄与することを目指す。 |
6 | <県民文化祭共催事業> むらくも座2009・出雲歌舞伎復活公演 |
島根県地歌舞伎連合会 | 出雲市 | 9月 11月 |
5,400 | 平成14年に3つの地歌舞伎団体で連合会を結成、その規模の大きさから単体では上演不可能な演目の復活上演に取り組んでいる。今年は3演目の復活公演を行う。客席と舞台が一体となった演出、歌舞伎提灯による装飾など、昔ながらの芝居小屋作りにも工夫を凝らす。 |
7 | 石央地芝居大会 | 石央地芝居大会実行委員会 | 浜田市 | 7月 | 600 | 石央地区には古くは大正期から活動を続けている地芝居もある。そこで地域で活動している演劇・舞踏・太鼓などの団体が協力して合同発表会を持ち、切磋琢磨して質の向上を目指す。演目・舞台表現を通じてそれぞれの特色を発揮する。 |
8 | 地域と人がつながる響き 今福優と子どもたち |
ユーズフルみと | 益田市 | 6月 | 300 | 益田市内の子どもたちが匹見町出身のプロ太鼓奏者今福優氏から和太鼓の指導を受け、その成果を発表する。保護者を中心としたグループが出演するほか、姉妹都市関係にある高槻市の太鼓団体も参加し合同演奏会を行う。石見神楽の伝統を基礎に、太鼓を通じた地域間交流を図る |
9 | <県民文化祭共催事業> スサノオの里スーパー神楽2009 |
佐田町文化協会 | 出雲市 | 6・11月 | 1,500 | 出雲神楽の復活と若手による元気な神楽を目指し、石見と芸北の社中を招致し競演大会として実施する。出雲神楽本来の優雅で緻密な舞にスピーディーさと娯楽性を加えた演出を施し新たな魅力を発揮する。また、神楽をテーマにしたイラスト展を行い、神楽への関心を呼び起こす。 |
10 | 乙立神楽出雲市無形民俗文化財指定50年記念(仮)出雲神楽フェスタinおったち | 乙立神楽保存会 | 出雲市 | 9月 | 800 | 出雲市無形民俗文化財指定50年を記念し、出雲、石見、芸北神楽と競演し伝統芸能を語り継ぐ大事さ、楽しさをPRする。地域によって異なる調子や舞を地元で披露、見応えのある「出雲神楽inおったち」とし、感動と喜びを与え、後継者育成につながることを目指す。 |
11 | 15周年記念大会 第15回江津市石見神楽大会 |
江津市石見神楽連絡協議会 | 江津市 | 11月 | 500 | 石見神楽の継承と発展を目指し、石見神楽の競演大会を開催する。同じ石見神楽でも調子と舞方が異なる近隣の社中と石見神楽が芸能化して独自の発展を遂げた広島の芸北神楽などが出演する。会場ホールでは神楽の衣装や面、小道具などを展示し、神楽への理解を深めてもらう。 |
12 | 石見神楽亀山社中10周年記念神楽大会 | 石見神楽亀山社中10周年記念神楽大会実行委員会 | 浜田市 | 4月 | 700 | 亀山社中結成10周年の節目として、交流のある県内と広島の社中を迎え、11社中による競演大会を開催する。神楽活動を支援する「NPO法人広島神楽芸術研究所」に監修を依頼、音響・照明・舞台美術が一体となった舞台芸術としての新しい神楽公演を行う。 |
13 | 演劇による地域づくりプロジェクト−オリジナル演劇作品制作と上演− |
演劇による地域づくりプロジェクト実行委員会 |
雲南市 | 12月 | 1,000 | 全国的な活躍がめざましい三刀屋高校演劇部顧問の亀尾佳宏氏によるオリジナル作品を市民一体となって上演し、演劇による街作りを目指す。出演者をはじめ舞台を支える美術や技術スタッフなど地域から広く参加者を募り、地域住民との協働制作事業として行う。 |
14 | 朗読劇と音楽による〜琴が鳴る浜 | 琴が鳴る浜実行委員会 | 大田市 | 3月 | 1,000 | 「鳴き砂」で有名な仁摩町馬路に伝わる琴姫伝説を素材にした創作舞台を上演する。脚本や出演など全て地元の手作りで、朗読や群読の中に歌や踊り、琴や弦楽器などを入れた楽しい舞台を創る。地域固有の豊かな文化を再評価するとともに新たな活動の基盤を目指す。 |
15 | 松江プラバ少年少女合唱隊定期演奏会新作オペラ「ヘンゼルとグレーテル」 | 松江プラバ少年少女合唱隊 | 松江市 | 10月 | 1,700 | 1部は幼児からOGまで総勢80名による合唱合同ステージ、2部ではオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を平成17年に続き上演する。合唱団としての特色が打ち出せるよう、従来の作品に新曲を加えるなどアレンジを行い、新作オペラとして発表する。 |
16 | <県民文化祭共催事業> プリマヴェーラ5 |
島根県洋舞連盟 | 松江市 | 12月 | 3,200 | ジャズダンスとクラシックバレエの団体で連盟を結成し、県内の舞踊文化発展のためにジャンルを超えた合同公演に取り組んでいる。今回は新たに日本舞踊を加えたオリジナル作品に挑戦する。脚本から演出全て会員自身が手がけて行う。 |
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17 | <県民文化祭共催事業> 西日本バンドフェスティバルinいずも'09 |
西日本バンドフェスティバル inいずも実行委員会 |
出雲市 | 9月 | 1,700 | 全日本吹奏楽連盟に所属する西日本6支部のトップレベルの中学・高校が出雲に集まり、市内や出雲大社での奉納演奏など様々な交流演奏会を行う。各団体の優れたパフォーマンスに触れることで島根の吹奏楽の向上・発展と地域の活性化を目指す。 |
18 | <県民文化祭共催事業> 山陰フィル奥出雲公演(仮称) |
奥出雲町文化協会 | 奥出雲町 | 7月 | 400 | 山陰フィルハーモニー管弦楽団を招き、地元の中学生やOBで作るグループも参加してミニコンサートやオーケストラ団員による指導会、また合同演奏会を行う。地域住民に企画・運営での参加を広く呼びかけ、地元の人が身近に感じることのできるクラシックコンサートを目指す。 |
19 | 第10回記念 日本フルートフェスティバルin松江 |
松江フルートソサイエティー | 松江市 | 4月 | 500 | 平成2年に団体を結成以来、隔年開催で実施し10回目を迎える。小学生から一般の愛好者、プロが集い、アンサンブル演奏や同属楽器によるフルートオーケストラを編成しての演奏が特徴。初の海外ゲスト演奏を挟み、3部構成で行う。 |
20 | PVD・シェンヌ・ゾリステンジョイントコンサートvol.1in島根〜ともに歌い、祈る。地球(ここ)で。〜 | ゾリステンアンサンブル | 松江市 | 5月 | 500 | ゾリステン結成20年の節目として、県外から全国トップレベルの「クール・シェンヌ」「EnsemblePVD」を招きジョイントコンサートを開催する。前半では3団体がそれぞれ自分たちの歌声を披露、後半では合同ステージで合唱の楽しさをアピールするとともに合唱団同士の交流を深める。 |
21 | 斎藤美智子withグレイスサウンド アザレアジョイントコンサート |
ハートアンサンブルしまね | 松江市 | 5月 | 500 | 優れた音楽文化を地域に紹介し、芸術文化を普及させようと活動している。サンフランシスコ在住の声楽家を招き地元コーラスグループ「グレイスサウンドアザレア」も出演してジョイントコンサートを行う。中高生や学生ボランティアを広く募り、世界的な音楽家と直接触れ合う機会を創出する。 |
22 | なかうみ交響楽団5周年記念演奏会 | なかうみ交響楽団 | 松江市 | 9月 | 200 | 中海圏域で個々に活動している団体や個人が結成するネットワークオーケストラで、年1回の合同演奏会開催を目指している。今回は5周年記念として松江市出身のピアニスト西川秀人氏の独奏でベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲などを演奏する。 |
23 | <県民文化祭共催事業> 第18回県民手づくり第九コンサートin島根 |
島根第九をうたう会 | 松江市 | 12月 | 200 | 経験や所属問わずオーケストラ、コーラスともに約250名を広く一般から公募し、5月から練習を重ね12月にコンサートを行っている。参加者の出身地、年齢も拡がり県民手作りの事業として定着してきた。フィナーレでは島根県民歌を会場全体で歌い上げる。 |
24 | <県民文化祭共催事業> サウンドライブしまねアマチュアバンドフェスティバル |
サウンドライブしまね実行委員会 | 松江市 他6市町村 |
7〜3月 | 2,400 | 島根に暮らしながら音楽を楽しむ人々の輪を広げ生き生きと活躍してもらおうと実施している。県内各地でそれぞれの地域の特徴を活かしたアマチュアバンドのコンサートを行いながら、出演者と観客、地域との連携を深め、アマバン・ネットワークの構築を目指す。今回は夏季にも開催し通年で行う下地作りにつなげる。 |
25 | <県民文化祭共催事業> しまね映画祭2009 |
しまね映画祭実行委員会 | 松江市 他10市町 |
6〜11月 | 5,000 | 島根の特性を盛り込みながら国内で最も開催期間の長い映画祭として実施している。映画「うん、何?」のきっかけにもなった「しまね映画塾」では毎年撮影地を決め、一般公募による参加者が映画作りのノウハウを学びながら実際に短編映画を作成する。また、映画塾で培ったノウハウを活かした活動や、サポーター制度の拡充を図る。 |
26 | <県民文化祭共催事業> 第4回島根県高等学校 文化フェスティバル |
島根県高等学校文化連盟 | 出雲市 | 12月 | 1,400 | 高校生の文化活動を広く発表する機会を提供し、生徒の参加・創作意欲を喚起するとともに、一般県民に周知することを目指す。2日間のフェスティバルとして実施し、舞体系、展示系、生活文化など各種部門において競演や指導、合同公演などの形で広く一般団体の参加を求め、精神的成長を促す。 |
国際文化交流
事業名 | 団体名 | 実施地 | 実施月 | 助成決定額 (千円) |
事業概要 | |
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27 | 掛合太鼓海外公演 「第30回まつりインハワイ」 |
掛合太鼓保存会 | アメリカ ハワイ州 |
6月 | 1,700 | ハワイと日本の文化交流事業としてホノルルで開催される「まつりインハワイ」に参加し、昨年30周年を契機に作曲した新曲や30年の活動成果を披露する。また、観客を対象に太鼓を演奏するプログラムを用意するほか、掛合太鼓の英字版紹介パンフレットを作成して配布する。 |
28 | 岡崎神楽社中海外公演事業 | 岡崎神楽社中 | インドネシアジャワ州 | 8月 | 1,700 | 島根の文化である神楽を紹介しようとインドネシアを訪問し現地の舞踊関係者たちと伝統芸能同士の共同制作公演、また地元市民を対象に石見神楽のワークショップやシンポジウムを行う。伝統芸能としての共通点や相違点について考え、同じアジアでの伝統文化の価値を再認識する。 |
29 | 川本選抜吹奏楽団ドイツ交流事業 | 川本選抜吹奏楽団 | ドイツ | 4〜5月 | 1,300 | 川本町内の高校生と一般の吹奏楽愛好者による選抜メンバーで楽団を結成し、平成18年から交流を続けているドイツのハーゲルロッホ町とノイウルム市を訪問し日独交流コンサートを行う。ドイツの吹奏楽団と合同練習や交流会を実施し、音楽を通じた交流をより深める。 |
30 | 日本・韓国・中国3ヵ国青少年 伝統文化芸能交流会 |
土江子ども神楽団 | 大田市 | 9月 | 500 | 韓国・中国の伝統芸能に関わる青少年が大田市を訪れ、地元土江子ども神楽団と文化交流を行う。交流会ではお互いの伝統芸能を披露し合うほか、地元でも現在あまり演じられる機会のない「シッカク踊」「田植囃子」の団体も参加し、継承の意義を考える。 |
31 | 習ってみよう、韓国の伝統楽器 「チャング講座」 |
在日本大韓民国民団 島根県地方本部 |
松江市 | 4〜10月 | 200 | 多文化共生交流事業として韓国の文化を島根県内に広く紹介し、共に楽しみながら地域に豊かな文化を広げようと取り組む。韓国の伝統民俗楽器の中でも初心者に馴染みやすい「チャング(鼓)」の講座を半年間通して開催し、10月の市民交流会での演奏を目指す。 |
お問い合わせ先
文化国際課
島根県環境生活部文化国際課 【住所】 〒690-8501島根県松江市殿町1番地 【電話】 ○国際交流係/0852-22-6493 ○多文化共生係/0852-22-6462 ○多文化共生推進スタッフ/0852-22-6470 ○文化振興室/0852-22-5878 ○島根県パスポートセンター/0852-27-8686 【FAX】 ○国際交流係・多文化共生係・文化振興室/0852-22-6412 ○島根県パスポートセンター/0852-25-9506 【E-mail】 ○国際交流係・多文化共生係 bunka-kokusai@pref.shimane.lg.jp ○多文化共生推進スタッフ tabunka-kyousei@pref.shimane.lg.jp ○文化振興室 bunkashinko@pref.shimane.lg.jp ○島根県パスポートセンター passport@pref.shimane.lg.jp