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リユース食器はイベントのごみを減らす強い味方です

イベントは楽しかったけど、帰りに見た「ごみ箱のごみの山」にげんなりしたことはありませんか?

ボランティアとして参加したイベントで、片付けの際に「ごみの山」といつも格闘していませんか?

大勢の人が集まる場所で楽しい食は欠かせないけど、出店業者から出る使い捨て容器のごみをどうしたらいいか困っていませんか?

 

島根県のイベント会場などで使用されている食器は使い捨てが主流です。

食器をくり返し洗浄・使用できる「リユース食器」はごみを減らす強い味方です。

ごみが少なくて来場者も出店業者もイベント主催者も気持ちのいいイベントにトライしてみませんか?

県内の取組事例はこちらをクリックするとご覧になれます。→県内事例

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★関連情報

新着情報

.クリックしてご覧ください⇒2016.3.4(金)「イベントごみ削減講座〜イベントにリユース食器を!〜」を開催しました

.クリックしてご覧ください⇒「しまね海洋館アクアスでリユース食器をPR!」

.クリックしてご覧ください⇒「松江水郷祭でリユース作戦.第5回しらかた広場夏祭り会場

 

1.リユース食器とは

リユース食器は、1回使うだけでごみになる使い捨て容器(紙コップ、紙皿、発砲スチロール製丼等)の代わりに使用する、くり返し洗って再使用(リユース)する食器やカップ、お箸類などの総称です。

「使い捨てのライフスタイルを見直し、ものを大切に使う心を伝える」リユースの代表的な取組です。

(1)種類等

カップ、皿、丼、箸、スプーンが主なもので、サイズもいろいろあります。

カップ、皿、丼の素材は割れにくく洗浄しやすいポリプロピレン(PP)が多く使われています。

箸は木製・プラスチック製、スプーンはステンレスが一般的です。

PPは、耐冷・耐熱性にすぐれ(マイナス30度から120度)、耐久性のある素材です。

リユース食器

(2)リユース食器の取扱業者

リユース食器は、一般財団法人地球・人間環境フォーラムに事務局があるリユース食器ネットワークに加入しているリユース食器取扱業者から調達ができます。

現在、リユース食器取扱業者は全国44箇所にあり、それぞれ所有する食器の数、サービスが違いますので具体的なことは個別に確認する必要があります。

 ※一般財団法人地球・人間環境フォーラム「リユース食器ネットワーク」(外部サイト)

(3)価格

リユース食器を取扱業者から借りる際にリユース食器の使用実績に応じて料金が発生します。また、お取り寄せにあたって送料も必要になります。

(標準的なコスト)

 カップ、皿、丼類は、26円/点

 箸、スプーンは、7円/点

 取扱業者の配達料金、宅配便料金が必要になります。

 破損・紛失した場合は、103円/点チャージされます。

2.リユース食器のしくみ

リユース食器のしくみは、1990年代のドイツのサッカー場やイベント会場等で始まりました。

日本では環境省が平成14年度から国内スタジアムでリユースカップを使った実証実験をしています。

島根県では、2013-2014シーズンbjリーグ島根スサノオマジックのホームゲームでリユース食器を継続的に使用するモデル事業を行いました。

一般的な流れ

(1)イベント主催者(実行委員会)が、イベントにリユース食器を取り入れることを決定して出店業者に呼びかけます。

(2)出店業者は、必要な食器の種類と数を実行委員会に報告します。

(3)実行委員会は、全出店業者の数等をとりまとめてリユース食器取扱業者に報告します。

(4)リユース食器取扱業者が、リユース食器をイベント会場に納品します。

(5)イベント会場で、主催者は出店業者に食器を配り、出店業者は飲み物や食べ物をリユース食器に入れて来場者に販売します。

(6)来場者は、飲み(食べ)終わったリユース食器を返却所に持って行きます。

(7)返却されたリユース食器は、汚れたままリユース食器取扱業者に引き取られ、洗浄されて次のイベントに使用されます。使用した食器数・使用しなかった食器数に応じてイベント主催者は料金を支払います。(送料含)

(8)イベント終了後、実行委員会でリユース食器の運営の反省や、使用個数、コスト、CO2削減量(※)等関係者で共有します。

(※)具体的な事例として、2013-2014シーズン島根スサノオマジックモデル事業の実施状況をご覧下さい。

リユース食器の流れ

3.環境負荷を減らすリユース食器

(1)使い捨て容器のごみを減らします

これまでのイベントでは、使い捨て紙皿・紙コップ、発砲スチロール、プラスチック等で商品が提供されていました。くり返し使えるリユース食器を使用することでイベントから出るごみの削減に繋がります。

東京大学の調査によると、4.7回以上リユースカップを使えば紙コップを使うよりも環境に優しいという結果が出ています。

固形廃棄物

(2)二酸化炭素排出量を削減します

(1)の東京大学の調査によると二酸化炭素排出量は、リユースカップを紙コップの2.7回以上使えば紙コップの負荷を下回ります。

CO2排出量

※出典:一般財団法人地球・人間環境フォーラムHP(外部サイト)

また、一般財団法人地球・人間環境フォーラム出典のLCA(LifeCycleAssessment)結果をもとにNPO法人スペースふうが算出した調査では、リユース食器(箸、スプーンを除く)を1個使うと、使い捨て容器(発砲スチロール)を使った場合に比べて二酸化炭素発生量は約1/5(77gの削減)となる試算もあります。

CO2スペースふうグラフ

※出典:NPO法人スペースふう(外部サイト)

4.リユース食器を導入したイベントの優れた点

リユース食器は環境負荷を低減する以外にも次のような優れた点があります。

(1)イベント自体が「エコ」になり、付加価値がつきます。

(2)リユース食器運営にスポンサー企業がつけば、会場内でPRすることで企業のCSR向上に繋がります。

(3)リユース食器の使用個数をもとにイベントで削減できたCO2削減量を計算して公表することで、来場者や関係者が環境に貢献できたことを紹介することができます。

(4)リユース食器を使用することで、使い捨てライフスタイルを見直すきっかけを与える普及啓発の効果も期待できます。

5.リユース食器の衛生管理

リユース食器は繰り返して使用することから、きちんとした衛生管理が必要です。

一般財団法人地球・人間環境フォーラムのリユース食器ネットワークに加入しているリユース食器取扱業者は、自主ガイドラインに準じた洗浄・保管方法を定め衛生管理に取り組んでいます。

下記は一例ですが、実際使う際には、リユース食器取扱業者に確認をする必要があります。

(1)予備洗浄

 中性洗剤が入ったシンクに食器を入れて下洗い

(2)洗浄・すすぎ

 高圧洗浄機を使用して、洗浄・すすぎ

(3)乾燥

 熱湯消毒(温度が80度、5分以上)、熱風乾燥

(4)検品・梱包

 1点ごと検品し、10から20個ずつ袋に詰めて梱包

 コンテナに大きな袋をセットし、食器ごとに梱包

(5)配送

 注文に応じて、蓋付きコンテナボックスに入れて配送

6.リユース食器を使用する際の注意事項

(1)お持ち帰りへの対応

 リユース食器は、お持ち帰りには適さないのでお持ち帰り希望の来場者には使い捨ての容器で商品を提供する必要があります。

(2)リユース食器を使用できないとき

 1)電子レンジは電磁波の温め直し、そのくり返しによる破損等も含め安全面が確立されていないので使用できません。

 2)直火、オーブンにかけないでください。

 3)保温機は温めのくり返しで異臭等がないとは言い切れないため使用をご遠慮ください。

(3)リユース食器が破損したとみなされる場合

 1)リユース食器の上で、ナイフ、カッター、ピザカッターを使用した場合のキズ跡

 2)ガム、粘着テープの付着

 3)マジックの書き込み

(4)リユース食器に白い水滴のような跡が残っている場合は、水に含まれるミネラル分が水滴の形で斑点状に残ったものですので衛生上問題ありません。

(5)運営の心懸け

 1)イベント来場者がリユース食器のしくみに慣れるまでは、会場内で混乱しないために、リユース食器使用の取り組みをしていることをちらし、会場アナウンス、お店での声かけ等で来場者へ告知するとともに、目印のある返却所では分別や返却方法を指導するスタッフ配置も必要です。

 2)出店業者と来場者の間ではリユース食器を話題にコミュニケーションが生まれるため、出店業者にも単なる使い捨て容器からリユース食器への置き換えだけでなく、リユース食器を使用したイベントの意義や意味を事前に説明しておくことも必要です。

 3)会場内で来場者からスタッフにリユース食器について質問がある場合もあるので、イベントスタッフにもリユース食器使用の意義等を説明しておくことも必要です。

(6)保健所への相談

イベント等で一時的に飲食を提供する場合は、食品衛生法で定められている手続きが必要です。その際に、「リユース食器」使用についてもご確認ください。

7.リユース食器を使用した事例

【県外事例】

(1)Jリーグ・ヴァンフォーレ甲府(外部サイト)の「エコスタジアムプロジェクト」

 2004年シーズンから、NPO法人スペースふうと一緒にホーム(山梨中銀スタジアム)において、「使い捨て食器のごみのないスタジアムを作ろう!」を合い言葉に県内支援企業・団体が協力して「エコスタジアムプロジェクト」を行っています。

(2)Jリーグ・アルビレックス新潟(外部サイト)のエコ活動

 2005年からホーム(東北電力ビッグスワン)でリユースカップを使用しており、平成24年度には新潟県環境賞を受賞し、平成26年度には「地球環境保全功労者」として環境大臣より表彰されました。

(3)富山県とbjリーグ富山グラウジーズのモデル事業

 平成20年度から22年度にかけて、富山県と連携してリユースカップのモデル事業を行いました。

(4)山梨県大法師桜祭り

 毎年恒例の桜祭りです。NPO法人スペースふうに視察に行った職員がイベント会場を訪れ写真を撮りました。

 リユース食器を使用したよくある屋外イベント事例です。

 このイベントからでるごみは1/3になりました。

(5)京都市祇園祭の祇園祭ごみゼロ大作戦(外部サイト)

 平成26年度に地元露天商組合や一般廃棄物回収業の組合等関係者が協力して、リユース食器を活用したごみの減量に取組みました。

 リユース食器製作経費をまかなうため1,000万円の寄附を募り早々に目標額を達成しました。

 ボランティアものべ2,000人動員した大がかりな事例です。

(6)神戸市アースディ神戸2015(外部サイト)

 今年も5月4日、5日に神戸市みなとのもり公園で開催されます。

 リユース食器を導入した先進的なイベントで、出店者募集記事は運営の参考になります。

 ゴミゼロを目指すイベントでマイ食器を持参するのが基本です。マイ食器のない人はリユース食器を利用します。

 会場内のでエコステーションで借りるときは食器1個につき100円払いますが、返却すれば食器1個につき50円戻ってきます。

(7)大分県リユース食器の利用促進事業

 イベントなどで発生するごみを削減するため、県内のイベントや会合等の主催者に繰り返し使える「リユース食器」を無料で貸出しています。また、県内最大級のイベント「大分県農業祭」では「マイ食器キャンペーン」を実施し、自宅からキレイなマイ食器を持参したり、会場でリユース食器を借りると図書カードなどが当たる抽選に参加できます。

 

【県内事例】

県内の取組事例はこちらをクリックするとご覧になれます。→県内事例

8.県内でのリユース食器使用予定のイベント

当課が把握している今後の県内でのリユース食器使用のイベントです。

リユース食器は使用する体験を通じて理解が深まることがモデル事業の来場者アンケート結果や出店業者のヒアリングでわかりました。

皆さんもお近くのイベントにぜひお出かけいただき、リユース食器使用を体験ください。

(1)TKbjリーグ2015-2016島根スサノオマジックホームゲーム@松江市総合体育館

ホーム試合でリユース食器が使用されています。

シーズン期間:2015年10月3日(土)から2016年4月24日(日)

実施日:松江市総合体育館で試合がある日(球団スケジュール(外部サイト)をご確認ください)

会場の様子は、県政番組「もっと×もっとしまね」(12月17日オンエア「リユース食器を使おう」)(外部サイト)でご覧いただけます)

9.リユース食器を使用するイベントを開催するとき

まずはお早めにリユース食器取扱業者にご相談を

開催するイベントの時期や規模、必要な食器の種類、おおよそのコスト等相談しながらリユース食器を使用したイベントをイメージすることができます。

(近傍のリユース食器取扱業者)

(1)社会福祉法人養和会エポック翼(鳥取県米子市)(外部サイト)

 山陰で唯一のリユース食器取扱業者です。(平成27年3月現在)

(2)fromgrassroots広島(広島市)(外部サイト)

(3)洞海工芸舎(北九州市)(外部サイト)

リユース食器を使用したイベントに必ず必要な資材です

島根県では、bjリーグ2013-2014シーズン島根スサノオマジックと連携したモデル事業で整備した資機材等を県内のイベント主催者に提供しています。

(1)ダウンロードして使えるもの

 会場アナウンス原稿例(モデル事業初日版Word

 会場内の表示

 「リユース食器使用店」(店頭表示用)たて書き

 「リユース食器使用店」(店頭表示用)よこ書き

 「使い終わった食器はリユース食器返却所までご返却ください。」(店頭表示用)たて書き・よこ書き

 「リユース食器を入れてね」(返却所用)よこ書き

 「ごみを入れないでね」(返却所用)よこ書き

 「リユース食器運営スタッフ」(スタッフビブス用)

 

※資材には、島根県しまねCO2ダイエット作戦(外部サイト)キャラクター「エコも」がついています!!

※適宜、拡大・縮小して印刷ください。

(2)貸し出しできるもの

 「リユース食器返却所」のぼりの旗

 

 「リユース食器」啓発パネル

(3)提供できるもの

 ポスター「リユース(再使用)に御協力ください」

 冊子イベントにリユース食器を!楽しくて環境に優しいイベントスタイルのすすめ

 県内イベントで楽しく「リユース食器」を使うためのキャッチコピー「リユースで、未来へ引き継ぐみんなの笑顔」を入れてリニューアルしました

 

リユース食器ポスターイベントにリユース食器を

10.リユース食器への評価

リユース食器についてモデル事業で来場者にアンケートをしたところ、リユース食器は環境にやさしいというイメージを持つ人が多く、8割を超える人が今後イベントでリユース食器を使いたいと評価をしています。

また、出店業者もリユース食器を使う前と使う後では大きく意識が変化し、使って初めて良さを発見しています。

詳しくは2013-2014シーズン島根スサノオマジックモデル事業をご覧ください。

11.リユース食器を使って満足度の高いイベントへ

モデル事業の来場者のアンケートや出店業者のヒアリングから、イベントに関わる関係者の強いニーズは

来場者・・・イベントを楽しみたい

出店業者・・利益をあげたい

主催者・・・地域を盛り上げたい

ということもわかり、残念ながら「ごみを減らしたい」というのは弱いニーズでした。これからいろんなイベントでリユース食器を使えばニーズはだんだん強くなっていきます。イベントならではの商品やサービス(イベント限定メニュー、ポイント交換、プレゼント企画等)を取り入れると、販売数も増え、来場者も楽しみながらごみを出さない取組をすることができます。来場者、出店業者の満足度があがればイベント主催者の満足度も上がり、その上イベント会場からのごみも減り、関係者がwin-winでとても気持ちのいいイベント開催ができます。

ニーズのベン図

12.連絡先

県内で開催されるイベントにリユース食器返却所ののぼり旗やポスター、冊子が必要な場合、リユース食器についてお問い合わせがある場合は下記にご連絡ください。

住所:〒690-8501

 松江市殿町1番地

 島根県環境生活部環境政策課

 低炭素・循環型社会推進スタッフ「リユース食器」担当あて

電話:(0852)22-6443

FAX:(0852)25-3830

メール:kankyo@pref.shimane.lg.jp


お問い合わせ先

環境政策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:(0852)22-6379 FAX:(0852)25-3830
E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp