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松江姉様(まつえあねさま松江市

松江姉様の写真

 江戸時代に松江藩の御殿女中が作り始めたもので、江戸(東京)から伝わった姉様人形の一つといわれている。昭和10年頃までは子供や娘たちの日常の遊び用玩具であったが、今日では郷愁を誘う民芸品として土産品、愛好家の収集品となっている。大きさや衣装、飾り付け、着物の柄などは時代の推移と共に少しずつ変化している。顔は、おちょぼ口で目が細く頬をほんのり赤く染め表情豊かに作り上げられる。また髪型は、お下げ・桃割れ・島田があり、それぞれ少女・娘・人妻を表わしている。単純化された中にもきらびやかさ、あでやかさがあり、実に日本的で気品のある紙人形である。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)もこよなく愛好したという。

 

【製造過程】頭部及び芯(胴)作り→顔かき→髪作り及び髪結い→飾り作り及び飾り付け→着物の紙染め及び着付け
【主な製品】姉様人形
【製造事業者】
●松昭子(あきこ)(昭和57(1982)年3月31日指定)
〒690-0874松江市中原町322TEL0852-23-5651

 

 

 

 

 

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