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木芸品(もくげいひん出雲市斐川町

木芸品の写真

 江戸時代以降、松江城下を中心に茶道関係の木芸品(棗、煙草盆、茶箱)や調度品(文庫、棚等)を製作する職人の集団が形成され、多くの名工が輩出した。現在斐川町で行われている加工も、当時より受け継がれた技が生かされている。素材は、美しい木肌と希少価値を持つ「欅」「黒柿」「桑」など。数ある製作工程のなかでも、これらの素材選びによって仕上がりの出来・不出来が左右される。そして、伝統的技法と現在の道具を効果的に組み合せる指物・丸物(挽物)・削出し(挽物、木彫)をし、「木地仕上げ」と「拭漆仕上げ」「オイル仕上げ」で最終的な製品にしていく。茶道具から生活工芸品に至るまで、美しい木肌を特徴とする木工芸品は、今なお多くの人に愛用されている。

 

【製造過程】原木→製材→天然乾燥→荒ぐり→木取り、小割→人工乾燥→木工→仕上げ
【主な製品】茶托・なつめ・菓子器・盆
【製造事業者】
■(株)おかや(昭和62(1987)年2月26日指定)
〒699-0631出雲市斐川町直江町4844-1TEL0853-72-0538

■岡清木芸(おかせいもくげい)(昭和62(1987)年2月26日指定)
〒699-0631出雲市斐川町直江町4840-5TEL0853-72-3260
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