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トビウオ通信(漁海況の解説)

「トビウオ通信」は島根県水産技術センターが毎月発行している島根の漁海況情報誌で、県下漁業協同組合・漁業者団体・全国の水産試験研究機関等に配布しています。ここでは「トビウオ通信」をPDF形式で掲載しています。閲覧にはAdobeAcrobatReaderが必要です。
AcrobatReaderはAdobeホームページからダウンロードして下さい。(無料)

関連リンク:とびっくす(海と魚のトピックス)


■最新号

平成29年第8号平成29年度マアジ新規加入量調査結果速報

島根県水産技術センターでは、国立研究開発法人水産研究・教育機構(日本海区水産研究所、西海区水産研究所)および鳥取県水産試験場、山口県水産研究センターと共同でマアジ幼魚(平成29年生まれ)の新規加入量調査を実施しましたので、今回はその結果をお知らせします。

【調査結果の概要】

○調査海域全体に、マアジの好適水温帯(16-20℃)が広がっていました。

○マアジ幼魚は調査海域のほぼ全域で万遍なく採集されました。

○調査結果を基に計算した今年のマアジ幼魚の加入量指数(来遊量の多さ)は、平成15年を1とすると2.76となり、過去2番目に高い指標値となりました。

○今年のマアジ0歳魚の漁獲量は昨年を上回ると見込まれます。

全文はこちらから(PDF:370KB)

■バックナンバー

平成29年第7号平成29年秋季におけるケンサキイカ漁況予報

漁況予報の概要

対象魚種:ケンサキイカ(秋季:9-12月)

対象漁業:イカ釣り漁業(5t未満船、5-30t船)、小型底曳網漁業(かけまわし)

対象地区:イカ釣り漁業は出雲地区(松江-出雲)、石見地区(大田-益田)、

対象地区:隠岐地区(西郷)の3地区を対象

対象地区:小型底曳網漁業は石見地区(大田)を対象

漁況予測(イカ釣り漁業):出雲地区の1日1隻当りの漁獲量は、前年を下回る

漁況予報(イカ釣り漁業):石見地区の1日1隻当りの漁獲量は、前年を上回る

漁況予報(イカ釣り漁業):隠岐地区の1日1隻当りの漁獲量は、前年を下回る

漁況予測(小型底曳網漁業):1日1隻当りの漁獲量は、前年を下回る

全文はこちらから(2017/9/7,PDF:281KB)

平成29年第6号平成29年度第2回日本海スルメイカ漁況予報

今後の見通し(平成29年8-12月)のポイント

対象魚種:スルメイカ

対象海域:日本海(道北・道央、道南・津軽、本州北部日本海、西部日本海、沖合域)

対象漁業:主にいか釣り・小型いか釣り漁業

対象魚群:秋季発生系群、後半は冬季発生系群も含む

(全体のポイント)

今期の全体の来遊量は不漁の前年並で、近年平均を下回る。

(海域毎のポイント)

道北・道央の今期の前半では前年及び近年平均並。

道南・津軽では、前年並で、近年平均を下回る。

本州北部日本海及び西部日本海では、近年同様、漁場が形成されにくい。

沖合域では、前年並で、近年平均を下回る。漁場は、北海道西沖で8-11月、大和堆周辺海域で11-12月に形成される。

※近年平均は最近5年間(平成24-28年)の平均、前年は平成28年を示します。

全文はこちらから(2017/7/26,PDF:386KB)

平成29年第5号平成28年漁期の底びき網漁業の動向

島根県の底びき網漁業の平成28年漁期(H28年8月-H29年5月)の動向を取りまとめました。

 小型底びき網漁業1種:水産技術センターが集計している42隻の漁獲量は3,812トン、総水揚金額は18億5,662万円でした。1隻当たりでは、漁獲量では平年を13%下回りましたが水揚金額では平年を10%上回りました。主力のソウハチ(地方名:エテ)・ムシガレイ(地方名:水ガレイ)はそれぞれ平年の7割と低調でしたが、アナゴ類が平年の1.4倍と好調でした。その他、アカムツは平年の8割、ケンサキイカは平年の4割と低調で、ヤリイカは平年の1.9倍と好調でした。

 沖合底びき網漁業:浜田港を基地とする沖合底びき網漁業(5ヶ統)の漁獲量は3,108トン、総水揚金額は17億0,162万円でした。また、1統当たりの漁獲量(CPUE)では漁獲量・水揚金額とも平年を上回り、特に水揚金額は平成に入り過去最高となりました。主力であるムシガレイ・ソウハチはそれぞれ平年の6割、8割と平年を下回る水揚げとなりました。アカムツは平年の2.4倍と好調でしたが、中-大型サイズは低位で推移しています。キダイは平年の1.3の漁獲がありました。また、カワハギ類が平年の4.4倍と好調に推移しました。

全文はこちらから(2017/6/28,PDF:515KB)

平成29年第4号平成29年度第1回日本海スルメイカ漁況予報

今後の見通し(平成29年5月ー7月)のポイント

対象魚種:スルメイカ

対象海域:日本海沿岸域

対象漁業:主にいか釣り漁業

対象魚群:主に秋季発生系群

(1)来遊量:不漁であった前年並で近年平均を下回る。

(2)漁期・漁場:本州北部以北を中心とする漁場における漁期の

開始時期は前年及び近年平均並である。

*近年は最近5年間(平成24年ー平成28年)

原文はこちらから(439kb)

平成29年3号平成29年度上半期浮魚(うきうお)中長期漁況予報

まき網漁業の主要対象魚種である浮魚(マアジ、マサバ、イワシ類)の平成29年度上半期(4〜9月)の山陰沖の中・長期的な漁模様の予測です。

○マアジ:前年を上回る

○マサバ:前年並みか前年を下回る

○カタクチイワシ:前年並み

○ウルメイワシ:前年並み

○マイワシ:前年並みか前年を上回る

 

全文はこちら(PDF、240KB)

 

平成29年第2号・平成28年(2016年)の島根県漁業の動向

県の漁獲管理情報処理システムなどから、平成28年(1〜12月)の島根県漁業の動向を取りまとめました。

(海面漁業・漁船漁業のみ)

【概要】

○平成28年の島根県(属人)の総漁獲量は10万8千トン(平年比83%)、総生産額は192億円(同100%)でした(下図)。前年(平成27年)と比べると、総漁獲量で1万2千トンの減少、総生産額では2千万円の増加となりました。

○漁業種類別では、中型まき網漁業は1船団あたりの漁獲量・生産額共に平年並みでした。また、沖合底びき網漁業、小型底びき網漁業は1隻(船団)あたりの漁獲量、生産額ともに平年並みでした。沿岸漁業では定置網漁業は漁獲量、生産額ともに平年並み、釣り・延縄も漁獲量、生産額ともに平年並みでした。また、イカ釣りでは漁獲量は平年を下回りましたが、金額では平年並みとなりました。

原文はこちらからPDF2173KB

 

平成29年第1号・平成28年漁期前半の底びき網漁業の動向

島根県の底びき網漁業の平成28年漁期前半(H28年8から12月)の動向を取りまとめました。

 

 小型底びき網漁業:水産技術センターが集計している43隻の漁獲量は1,920トン、総水揚金額は9億7,451万円でした。また、1隻当たり漁獲量は46トン、水揚げ金額は2,320万円で、漁獲量は平年を12%下回りましたが、水揚げ金額は平年を13%上回りました。魚種別では、ソウハチ(地方名:エテ)は平年並み、ムシガレイ(地方名:ミズガレイ)は平年の7割の水揚げとなりました。ケンサキイカは平年の4割の水揚げに留まり、アカムツ、キダイは平年の9割の水揚げとなりました。

 沖合底びき網漁業:浜田港を基地とする沖合底びき網漁業(5ヶ統)の漁獲量は1,489トン、総水揚金額は8億3,922万円でした。1統当たりでは、漁獲量298トン、水揚げ金額1億6,784万円で、平年に比べ量は4%下回った一方、金額は13%上回りました。魚種別ではムシガレイは平年の6割、ソウハチは平年の9割の水揚げとなりました。また、小型底びき網と同様にケンサキイカは低調に推移しました。このほか、キダイ、アカムツ(小型サイズ主体)が好調に推移しました。

原文はこちらから(PDF355kb)

平成28年第8号・平成28年度下半期浮魚(うきうお)中長期漁況予報

まき網漁業の主要対象魚種である浮魚(マアジ、マサバ、イワシ類)の平成28年度下半期(12-3月)の山陰沖の中・長期的な漁模様の予測です。

【概要】

山陰沖における漁況(来遊)予報〔平成28年度下半期(12-3月)〕

○マアジ:前年を下回る

○マサバ:前年並みか前年を上回る

○カタクチイワシ:前年(漁獲なし)を上回る

○ウルメイワシ:前年並みか前年を下回る

○マイワシ:前年を上回る

原文はこちらから(PDF形式、484KB)

平成28年第7号・平成28年度マアジ新規加入量調査結果速報

 島根県水産技術センターでは、国立研究開発法人水産総合研究センター(日本海区水産研究所、西海区水産研究所)および鳥取県水産試験場と共同でマアジ幼魚(平成28年生まれ)の新規加入量調査を実施しましたので、今回はその結果をお知らせします。

 

【調査結果の概要】

○マアジ幼魚の多くは、適水温帯(17-19℃)が広がる大陸棚上に分布していました。

○ほぼ全域で万遍なく採集され、平成25年、26年と類似した状況となりました。

○調査結果を基に計算した今年のマアジ幼魚加入量指数(来遊量の多さ)は、平成15年を1とすると2.20となり、昨年(0.34)を大きく上回りました。

○今年のマアジ0歳魚の漁獲量は昨年を上回ると見込まれます。

全文はこちらから(2016/7/28,PDF:304KB)

 

平成28年第6号・平成28年度第2回日本海スルメイカ漁況予報

 平成28年7月21日に国立研究開発法人水産研究・教育機構(日本海区水産研究所)より「平成28年度第2回日本海スルメイカ長期漁況予報」が発表されました。今回はその概要と島根県沖でのこれまでのスルメイカ漁況を紹介します。

対象魚種:スルメイカ

対象海域:日本海(道北・道央、道南・津軽、本州北部日本海、西部日本海、沖合域)

対象漁業:主にいか釣り・小型いか釣り漁業

対象魚群:秋季発生系群、漁期後半は冬季発生系群も含む

来遊量:今期の全体の来遊量は前年及び近年平均を下回る。

漁期・漁場:

道北・道央では、8月までと11~12月に来遊のピークがある。

道南・津軽では、8月までと11~12月に来遊のピークがある。

本州北部日本海及び西部日本海では、近年同様、好漁場が形成されにくい。

沖合域では、8~11月に道北沖で、11~12月に大和堆周辺海域で漁場が形成される。

 

※近年平均は最近5年間(平成23~27年)の平均、前年は平成27年を示します。

全文はこちらから(2016/7/27,PDF:382KB)

 

平成28年第5号・平成27年漁期の底びき網漁業の動向

島根県の底びき網漁業の平成27年漁期(H27年8月~H28年5月)の動向を取りまとめました。

 小型底びき網漁業1種:水産技術センターが集計している44隻の漁獲量は4,104トン、総水揚金額は18億3,437万円でした。1隻当たりでは、漁獲量では平年を9%下回りましたが水揚金額では平年を7%上回りました。主力のソウハチ(地方名:エテ)・ムシガレイ(地方名:水ガレイ)はそれぞれ平年の7割と低調でしたが、アカムツ(ノドグロ)、アナゴ類はそれぞれ平年の1.2倍、1.4倍と好調でした。その他、ケンサキイカは平年の4割と低調で、ヤリイカは平年の5.5倍と大幅に増えました。

 沖合底びき網漁業:浜田港を基地とする沖合底びき網漁業(5ヶ統)の漁獲量は3,309トン、総水揚金額は16億7,389万円でした。主力であるムシガレイ・ソウハチはそれぞれ平年の8割と、平年を下回る水揚げとなりました。アカムツは平年の2.1倍と好調でしたが、中~大型サイズは低位で推移しています。キダイは平年の1.2の漁獲がありました。また、マフグが平年の2.4倍と好調に推移しました。

全文はこちらから(2016/7/27,PDF:217KB)

 

平成28年第4号・平成28年度第1回日本海スルメイカ漁況予報

 国立研究開発法人水産研究・教育機構(日本海区水産研究所)が発表した「平成28年度第1回日本海スルメイカ長期漁況予報」の概要と島根県沖でのこれまでのスルメイカ漁況を紹介します。

【予報内容の概要】

今後の見通し(平成28年5月~7月)のポイント

 対象魚種:スルメイカ

 対象海域:日本海

 対象漁業:主にいか釣り漁業

 対象魚群:主に秋季発生系群

(1)来遊量:前年並で近年平均を下回る。

(2)漁期・漁場:本州北部以北を中心とする漁場における漁期の開始時期は前年及び近年平均よりも早い。

*近年は最近5年間(平成23年~平成27年)

原文はこちらから(2016/05/17,pdf:441KB)

 

平成28年第3号・平成28年度上半期浮魚中長期漁況予報

まき網漁業の主要対象魚種である浮魚(マアジ、マサバ、イワシ類)の平成28年度上半期(4-9月)の山陰沖の中・長期的な漁模様の予測です。

【概要】

山陰沖における漁況(来遊)予報〔平成28年度上半期(4-9月)〕

○マアジ:前年を下回る

○マサバ:前年並みか前年を上回る

○カタクチイワシ:前年並みか前年を下回る

○ウルメイワシ:前年並みか前年を上回る

○マイワシ:前年並みか前年を上回る

原文はこちらから(PDF形式、240KB)

 

平成28年第2号・平成27年(2015年)の島根県漁業の動向

 県の漁獲管理情報処理システムなどから、平成27年(1〜12月)の島根県漁業の動向を取りまとめました。(海面漁業・漁船漁業のみ)
○平成27年の島根県(属人)の総漁獲量は12万1千トン(平年比93%)、総生産額は192億円(平年比101%)でした(下図)。前年(平成26年)と比べると、総漁獲量で4千トンの増加、総生産額では2億9千万円の減少となりました。
○漁業種類別では、中型まき網漁業は1船団あたりの漁獲量・生産額共に平年並みでした。また、沖合底びき網漁業、小型底びき網漁業は1隻(船団)あたりの漁獲量、生産額ともに平年並みでした。沿岸漁業では定置網は漁獲量、生産額ともに平年並み、釣り・延縄は漁獲量は平年を下回り、生産額は平年並みでした。また、イカ釣りは漁獲量は平年を下回りましたが、金額では平年並みとなりました。

全文はこちらから(2016/3/22,PDF:371KB)

 

平成28年第1号・平成27年漁期前半の底びき網漁業の動向

 島根県の底びき網漁業の平成27年漁期前半(H27年8月〜12月)の動向を取りまとめました。

小型底びき網漁業:水産技術センターが集計している44隻の漁獲量は2,134トン、総水揚金額は9億9695万円でした。また、1隻当たり漁獲量は49トン、水揚げ金額は2,292万円で、漁獲量は平年並み、水揚げ金額は平年を17%上回りました。魚種別では、ソウハチ(地方名:エテ)は平年の8割、ムシガレイ(地方名:ミズガレイ)は平年の7割の水揚げとなりました。ケンサキイカは平年の3割の水揚げに留まり、アカムツは平年並、キダイは平年の7割の水揚げとなりました。
沖合底びき網漁業:浜田港を基地とする沖合底びき網漁業(5ヶ統)の漁獲量は1,568トン、総水揚金額は8億1,431万円でした。1統当たりでは、漁獲量314トン、水揚げ金額1億6,286万円で、平年に比べ量は3%、金額は11%上回りました。魚種別ではムシガレイは平年の8割、ソウハチは平年の7割の水揚げとなりました。また、小型底びき網と同様にケンサキイカは低調に推移しました。このほか、キダイ、アカムツ(小型サイズ主体)が好調に推移しました。

原文はこちらから(2016/2/4、PDF:194KB)

 

平成27年第9号・夏漁を振り返って

 島根県の夏の漁業と代表されるばいかご漁業、あなごかご漁業、しいら漬け漁業、とびうお漁について今漁期の漁獲動向を取りまとめました。

【ばいかご漁業】石見地区におけるばいかご漁業の総漁獲量は83トン、総水揚金額は4,712万円で、水揚金額は平年を上回りました。エッチュウバイ(地方名:白バイ)の漁獲量は70.1トン、水揚金額は3,930万円でした。また、1航海当たりの漁獲量は前年を下回りましたが、前年に次ぐ高い値となりました。

【あなごかご漁業】小底休漁期における石見地区のあなごかご漁業の総漁獲量は23.9トン、水揚金額は3,069万円で、量・金額とも平年を下回りました。1隻当たりの漁獲量、水揚金額も平年を大きく下回り、漁獲量は平成10年以降、最低の水揚げとなりました。

【しいら漬け漁業】石見地区のしいら漬け漁業の総漁獲量は253トン、水揚金額は5,991万円でした。1隻当たりの漁獲量は平年の1.5倍、水揚金額は平年の1.9倍の水揚げとなりました。主要魚種であるシイラの1隻当たり漁獲量は、平年の1.4倍となり、好調に推移しました。

【とびうお漁】県下代表港における5月から8月のトビウオ類(ツクシトビウオ、ホソトビウオ)の漁獲量は273トン、水揚金額は4,429万円で、漁獲量・水揚金額とも平年を下回りました。地区別では、出雲部、石見部は平年の8-9割、隠岐は平年の5割に留まる水揚げとなりました。

原文はこちらから(2015/11/5、PDF:166KB)

平成27年第8号・平成27年度下半期浮魚中長期漁況予報

まき網漁業の主要対象魚種である浮魚(マアジ、マサバ、イワシ類)の平成27年度下半期(11〜3月)の山陰沖の中・長期的な漁況の予測です。

山陰沖における漁況(来遊)予報〔平成27年下半期(11〜3月)〕

・マアジ:前年を下回る

・マサバ:前年並み

・マイワシ:前年を上回る

・カタクチイワシ:前年並み

・ウルメイワシ:前年並み

原文はこちらから(2015/11/4、PDF:467KB)

平成27年第7号・平成27年度第2回日本海スルメイカ漁況予報

 平成27年7月27日に国立研究開発法人水産総合研究センター(日本海区水産研究所)が発表した「平成27年度第2回日本海スルメイカ長期漁況予報」の概要と島根県沖でのこれまでのスルメイカ漁況を紹介します。

今後の見通し(平成27年8月~12月)のポイント

 対象魚種:スルメイカ
対象海域:日本海(道北・道央、道南・津軽、本州北部日本海、西部日本海、沖合域)
対象漁業:主にいか釣り漁業・小型いか釣り漁業
対象魚群:主に秋季発生系群、後半は冬季発生系群も含む

(1)来遊量:前年及び近年平均を下回る。
(2)漁期・漁場:
・道北・道央では、道北で低調。
・道南・津軽では、漁期後半に12月の漁獲量が多かった前年を下回るものの、近年平均並みに回復する。
・本州北部日本海及び西部日本海では、今年も近年同様に漁場が形成されにくい。
・沖合域においては、8月~9月は道北沖、11月以降は大和堆周辺海域に漁場が形成。

 ※近年平均は最近5年間(平成22年~平成26年)の平均、前年は平成26年を示します。
原文はこちらから(2015/8/11、PDF:277KB)

平成27年第6号・平成27年度マアジ新規加入量調査結果速報

 島根県水産技術センターでは、国立研究開発法人水産総合研究センター(日本海区水産研究所、西海区水産研究所)および鳥取県水産試験場と共同でマアジ幼魚(2015年生まれ)の新規加入量調査を実施しましたので、今回はその結果をお知らせします。

【調査結果の概要】
○マアジ幼魚の多くは、適水温帯(16~18℃)が広がる大陸棚上に分布していました。
○分布量は全体的に少なく、島根沖東部から隠岐海域で比較的まとまって採集されました。
○調査結果を基に計算した今年のマアジ幼魚の加入量指数(来遊量の多さ)は、2003年を1とすると0.34となり、昨年(3.03)を大きく下回りました。
○今年のマアジ0歳魚の漁獲量は昨年を下回ると見込まれます。

原文はこちらから(2015/7/28、PDF:249KB)

平成27年第5号・平成26年漁期の底びき網漁業の動向

島根県の底びき網漁業の平成26年漁期(H26年8月〜H27年5月)の動向を取りまとめました。秋季は台風の襲来による影響が見られましたが、漁期を通して概ね順調な操業となりました。

小型底びき網漁業1種:水産技術センターが集計している44隻の漁獲量は4,080トン、総水揚金額は16億7,667万円でした。1隻当たりでは、漁獲量で平年を10%、水揚金額では平年を3%それぞれ下回る水揚げとなりました。主力のソウハチ(地方名:エテ)は前年の9割の水揚げに留まりましたが、平年並みの漁獲がありました。ケンサキイカは前年を大きく下回りました。このほか、アカムツは平年の7割、アナゴ類は平年の1.2倍の水揚げがありました。
沖合底びき網漁業(2そう曳き):浜田港を基地とする沖合底びき網漁業(5ヶ統)の漁獲量は2,935トン、総水揚金額は14億6,133万円でした。主力であるカレイ類では、ムシガレイは平年の7割、ソウハチは平年の9割の水揚げとなりました。アカムツ(小型サイズ主体)、キダイは比較的順調に推移し、平年の1.2〜1.4倍の漁獲がありました。このほか、マフグやカワハギ類が好調に推移しました。

原文はこちらから(2015/7/22,pdf:194KB)

平成27年第4号平成27年度第1回スルメイカ漁況予報

 国立研究開発法人水産総合研究センター(日本海区水産研究所)が発表した「平成27年度第1回日本海スルメイカ長期漁況予報」の概要と島根県沖でのこれまでのスルメイカ漁況を紹介します。

【予報内容の概要】

今後の見通し(平成27年5月~7月)のポイント

 対象魚種:スルメイカ

 対象海域:日本海

 対象漁業:主にいか釣り漁業

 対象魚群:主に秋季発生系群

(1)来遊量:前年及び近年平均を上回る。

(2)漁期・漁場:漁期の開始時期は前年同様、近年平均並み。

 ただし、漁場は石川県以北を中心に形成。

*近年は最近5年間(平成22年~平成26年)

原文はこちらから(2015/05/07,pdf:270KB)

平成27年第3号平成27年度上半期浮魚中長期漁況予報

まき網漁業の主要対象魚種である浮魚(マアジ、マサバ、イワシ類)の平成27年度上半期(4-9月)の山陰沖の中・長期的な漁模様の予測です。

【概要】

山陰沖における漁況(来遊)予報〔平成27年度上半期(4-9月)〕

○マアジ:前年並みか前年を上回る

○マサバ:前年並みか前年を上回る

○カタクチイワシ:前年並みか前年を下回る

○ウルメイワシ:前年並みか前年を下回る

○マイワシ:前年並みか前年を上回る

原文はこちらから(PDF形式、262KB)

平成27年第2号平成26年(2014年)の島根県漁業の動向

県の漁獲統計システムなどから、平成26年(1-12月)の島根県漁業の動向を取りまとめました。(海面漁業・漁船漁業のみ)
【概要】
○平成26年の島根県(属人)の総漁獲量は11万7千トン(平年比88%)、総生産額は194億円(平年比102%)でした(表1、図1、2)。前年(平成25年)と比べると、総漁獲量で2万3千トンの減少、総生産額では5億1千万円の増加となりました。
○漁業種類別では、まき網漁業は1船団あたりの漁獲量は平年並でしたが、生産額は平年を上回りました。また、沖合底びき網漁業、小型底びき網漁業は1隻(船団)あたりの漁獲量、生産額ともに平年並みでした。沿岸漁業では定置網と釣り・延縄は平年並みでしたが、イカ釣りは平年を下回る漁況でした。

原文はこちらから(PDF形式、377KB)

平成27年第1号平成26年漁期前半の底びき網漁業の動向

 島根県の底びき網漁業の平成26年漁期前半(H26年8月-12月)の動向を取りまとめました。漁期前半は台風の接近により、後半は寒気の影響により時化の日が多く、小型底びき網漁業では出漁日数や網数の減少など操業に影響が出ました。

<小型底びき網漁業>

 水産技術センターが集計している44隻の漁獲量は1,927トン、水揚げ金額は8億916万円でした。また1隻当たりの漁獲量・金額は、平年に比べて、漁獲量では14%、水揚金額では7%下回りました。ソウハチ(地方名:エテ)は前年を上回りましたが、平年並みの水揚げとなりました。ケンサキイカは秋漁が低調であったため、平年の2割の水揚げに留まりました。このほか、アカムツ、アンコウ、ニギスも平年を下回りましたが、マダラは平年の2.5倍の水揚げとなりました。

<沖合底びき網漁業>

 浜田港を基地とする沖合底びき網漁業(5ヶ統)の漁獲量は1,406トン、水揚金額は7億6,952万円でした。主力であるムシガレイは平年の8割の水揚げに留まりましたが、ソウハチは平年の1.4倍の水揚げがありました。また、小型底びき網と同様にケンサキイカは低調に推移しました。このほか、キダイ、アカムツ(小型サイズ主体)が好調に推移しました。

原文はこちらから(2015/1/20PDF:200KB)


お問い合わせ先

水産技術センター

島根県水産技術センター(代表)
〒697-0051 浜田市瀬戸ヶ島町 25-1
TEL.0855-22-1720 FAX.0855-23-2079 E-Mail: suigi@pref.shimane.lg.jp