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リユース食器入門講座

 平成26年度リユース食器入門講座ー楽しみながらごみが減るーを開催しました。

1.開催目的

 島根県では、レジ袋削減に続く新たなごみ減量化、リユースの取組として、繰り返し洗って再使用できるリユース食器をイベントで使用する取組を進めています。使い捨て容器の替わりにリユース食器を使うことで楽しみながらごみを減らすことができます。

 県は、2013-2014シーズン島根スサノオマジックの試合会場で、初めてリユース食器によるイベントごみの削減にモデル的に取り組みました。県内市町村でもリユース食器を使うイベントも始まりました。この講座では、安来市での実施事例、モデル事業でリユース食器の導入前後で来場者、出店業者の意識や行動はどのように変化したのか、インタビューやアンケート調査結果からわかったことを報告しました。また、国内最多のリユース食器を取り扱うNPO法人から地元のイベントにリユース食器を普及している取り組み事例や地元プロスポーツと連携したエコプロジェクトの成果と課題をご紹介していただき、今後の県内イベントでのリユース食器使用について考えました。

2.開催日時及び場所

地区別開催日時及び場所

地区

開催日時

場所

出雲地区

平成26年12月16日(火)

受付:13:00から

講座:13:30-16:15

松江市東津田町1741-1

 島根県松江合同庁舎講堂(2階)

石見地区

平成26年12月17日(水)

受付:13:00から

講座:13:30-16:15

浜田市片庭町254

 島根県浜田合同庁舎大会議室

(2階)

3.内容

※参加者がリユース食器使用体験を積むことを目的に、飲料をリユース食器で提供しました。借りるとき100円を預かり、返却時に預かった100円をお返しするデポジット制度で行いました。

 

浜田会場飲料提供コーナー浜田会場パネル展示飲食提供

 

1.リユース食器を見て触って使ってみよう

 島根県環境生活部環境政策課・企画幹・植田一枝

2013-2014シーズン島根スサノオマジックモデル事業の経験を踏まえ、県が新しく作成した冊子「イベントにリユース食器を!楽しくて環境に優しいイベントスタイルのすすめ」を使いリユース食器を使用したイベントを実施するときのポイントを説明しました。

 

2.リユース食器を導入した安来市「やすぎ環境フェア2014」

 安来市環境政策課・政策セクション・主幹・原孝志氏

市町村でいち早く「やすぎ環境フェア2014」にリユース食器を導入された体験をうかがいました。

リユース食器の使用の流れは、実際携わった者でないとわからない動きがわかり大変勉強になりました。

「やすぎ環境フェア2014」では、3,440点の食器が使われ、26.63kgのCO2削減効果が生まれました。これは、10本の杉の木が1年間に吸収するCO2の量に匹敵します。地域の1日限りのイベントでもリユース食器を使うと環境に貢献していることを客観的な数値で示すことができます。

安来市環境政策課原主幹

 

3.リユース食器のニーズ教えますー「使う」から「楽しむ」へー

 ー島根スサノオマジックモデル事業の来場者・出店業者調査よりー

 ホシノ・アグリ・コミュニケーション研究所・代表・星野康人氏

県事業で初めて取り組む「リユース食器」について、使用する来場者や出店業者のニーズを使用前と後を比較しながら説明して頂きました。

また、イベント会場に来場してリユース食器を使用する来場者、リユース食器で食事等を提供する出店者、イベントの主催者はそれぞれニーズが違うことも明らかになり、3者が楽しみながらそれぞれのニーズを高め合う方法についても提案がありました。

ホシノ・アグリ・コミュニケーション研究所星野代表

 

4.お祭りでゴミ減量!リユース食器導入実践編

 NPO法人・スペースふう・理事長・永井寛子氏

山梨県発で全国発信しておられるスペースふうさんの取組をDVDやお話しで勉強させて頂きました。強いリーダーシップと実行力によりリユース食器をイベントで使う取組をもう10年もしておられます。

リユース食器を使った生活困窮者支援、災害時の避難所へのリユース食器無償提供等新たな取組も進めておられ、さらには2020年東京オリンピックに向けて検討が進められているお話しを聞かせていただきました。

NPO法人スペースふう永井理事長

4.その他・お問い合わせ先

県内でリユース食器を使ったイベントを実施する際に、「自分たちオリジナルのリユース食器を作りたい、リユース食器にマスコットのシールを貼り使うにはどうしたらいいか」等々、研修終了後にはいろいろな質問が出てきました。

 

今後も、スペースふうさんにご相談をすることは可能ですので、具体的な内容を下記あてご連絡ください。

 

島根県環境生活部環境政策課低炭素・循環型社会推進スタッフ

 〒690-8501松江市殿町1番地

 TEL(0852)22-6443

 FAX(0852)25-3830

 メールkankyo@pref.shimane.lg.jp

 

 

リユース食器はイベントのごみを減らす強い味方です

2013-2014シーズン島根スサノオマジックモデル事業


お問い合わせ先

環境政策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
T E L:
 環境政策課
  [総務・予算、環境総合計画、環境マネージメントシステム]
    ・環境企画係           0852-22-6379
  [脱炭素(カーボンニュートラル)、地球温暖化対策、環境学習、循環型社会]
    ・エコライフ推進係      0852-22-6743
  [再生可能エネルギー]
    ・再生可能エネルギー推進係 0852-22-6713
  [石綿(アスベスト)対策、大気汚染防止、騒音・振動・悪臭、水質汚濁、土壌汚染、温泉、フロン対策]
    ・規制係     0852-22-5277
  [環境影響評価、休廃止鉱山・鉱害、公害紛争処理]
    ・モニタリング係    0852-22-6555
 宍道湖・中海対策推進室  0852-22-6445
F A X:0852-25-3830
E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp