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報告第67号

 

(卜部文化財課長)

 報告第67号重要伝統的建造物群保存地区の選定範囲の拡大についてご報告する。

 10月16日の国の文化審議会において、大田市温泉津重要伝統的建造物群保存地区の選定範囲拡大が了承された。

 資料3の2に、地図を載せている。温泉津の温泉街は、細長くつながっているが、海岸部は含めていなかった。これは世界遺産選定をするときに、海岸部は漁協の建物や港のコンクリートの新しい建築物等があり、余り適当ではないのではないかということで、あえて外していた。その後調査研究を進める中で、一体的にこの温泉津の伝建群を保存していくためには、やはり海との関わりが強い地域であるので、全般的にはまだ歴史的な風致をとどめているということで、拡大して含めるのが適当ではないかという結論に達したところである。

 これにより隣接している沖泊という銀山街道の突端に当たる港町があるが、この沖泊の海岸部も含めて整合的な形で登録の範囲が指定できた。これは、世界遺産登録の際にイコモスから、沖泊と温泉津が隣り合わせなのに考え方が違うのではないかという指摘を受けているところであり、考え方を統一させようということで、調査を行い、選定された今までの伝統的建造物群保存地区と同等の価値があるということで拡大したものである。

 なお、これまで大森銀山地区の伝統的建造物群保存地区の拡大、銀山街道の拡大も既に行われており、今回の拡大と合わせて合計3件を軽微な変更というわけであるが、世界遺産の範囲に加えるよう現在準備を進めている。準備が整えば今年12月ないしは来年1月頃に、世界遺産の登録範囲の拡大として、国から世界遺産委員会に登録申請される予定になっている。

 

 

 


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