（秋利義務教育課長）

　議決第１４号平成２２年度島根県公立学校教育職員人事異動方針等についてお諮りする。

　平成２２年度島根県公立学校教育職員、市町村立学校学校栄養職員及び事務職員の定期人事異動を行うに当たり、該当教職員の人事異動方針を定める必要がある。

　人事異動方針（案）は資料２の２のとおりである。１番は全県的視野に立って適材を適所に配置する、２番はへき地教育、３番は特別支援教育については適任者を配置する、４番は管理職の登用に当たっては勤務実績等を十分に考慮する、５番は今年度から配置している主幹教諭の登用に当たっては勤務実績等を十分考慮する、６番は小・中・高等学校及び特別支援学校の各校種間の人事交流については指導力、担当教科等を考慮して適正に行う、７番は同一学校及び同一地域における永年勤続者は交流を図る、８番は新規採用は将来の教育職員の適正化を考慮して配置するということである。それぞれの県立学校あるいは市町村立学校の教育職員の人事異動ルールを定めているので、これに基づいて行いたいと思っている。

　栄養職員及び事務職員の人事異動方針については、資料のとおりとなっている。

（北島委員）

　隠岐枠や石見枠があると思うが、研修などで東部への異動はあるのか。

（秋利義務教育課長）

　研修で島根大学に行くことはあるが、現在、石見地域、隠岐地域で教員が足らなくて、講師で賄っている状況の中で、東部への異動はなかなか難しい状況がある。東部の者が西部や隠岐に行ったりしているが、ある程度人数が同じになった時点で交流することも必要であると思っている。

　また、石見であれば今は積極的に行ってはいないが、浜田、益田間の交流も必要ではないかと思っているところである。