（河原高校教育課長）

報告第７１号元水産練習船「わかしまね」の売却について御報告する。

　２ページをご覧いただきたい。わかしまねについては、前回の委員会で、廃船するというところまで報告している。

　その後の経過であるが、廃船し、売却することとなり、去る１２月５日に入札を行った。事前説明のときには８者は参加があったが、実際の入札参加者は３者であった。落札者は北九州市の会社で、落札金額は税込みで約４００万円である。

　売却後の手続だが、１２月１１日に代金を収受し、買受人が美保関の福島造船所から曳航しており、恐らく今日あたり着くのではないかという話を聞いている。この会社で解体し、船舶の抹消登録を行う予定になっている。

　なお、資料には書いていないが、前回も申し上げたように、本年度の残った実習計画については、もう１隻の「神海丸」で実施する予定にしている。来年度については、鳥取県から借り受けるということで現在調整している。

　また、今後の対応についてであるが、水産関係者を中心に約１０名による検討委員会を組織し、水産業の現状を基に求められる水産教育について検討した上で、今後の水産練習船のあり方について詰めていきたいと考えている。現在人選をしているところだが、人選が済み次第できるだけ早く検討委員会を開催して、早期に結論を出したい。

（北島委員）

　検討委員会を発足されることは非常にいいことだと思う。

（山根委員長）

　検討委員会で抜本的な検討をするということは、結論が出るのは相当先になるということか。

（河原高校教育課長）

　検討委員会ではできるだけ早く結論を出していただく。