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報告第8号

(秋利義務教育課長)

 報告第8号平成21年度島根県公立学校教員採用候補者選考試験の実施についてご報告する。

 大きく改善したのは2点である。1点目は、これまで年齢制限の上限が34歳であった募集区分を44歳までとすることである。これは中央教育審議会の答申などでも、今後の教員養成のあり方について、採用選考の受験年齢制限の緩和をして多様な人材を登用するということに一層工夫改善をしようということが出ている。それから、全国的にも年齢制限の上限が上昇している傾向がある。各県の状況を見ても、全国的に見るとこれまでの年齢制限の上限34歳というのは低い方である。また、小・中の年齢構成を見ても、小・中学校に関しては44歳以下の先生方が少ないという状況にある。そういったことも含め、一層多様な人材を登用すること、広く優秀な人材を求めるということを含め、44歳に募集区分の年齢制限の上限を上げた。

 それから2点目として、専門教養試験をこれまで2次試験で実施していたが、1次試験でこれを実施して、専門性を身につけた優秀な人材をまず1次のところでしっかりと見て、それから2次では人物を見ていこうという形にしたいということである。

 なお、採用予定人数だが、合計数は2名ほど減ではあるが、昨年度とおおむね同じである。ただ、小学校、中学校のところを見ていただくと、小学校の方が10名程度増で、中学校が10名程度減である。中学校の場合は、教科等の絡みがありなかなか採用数が伸びないというところがある。小学校については、今後の退職者数等を考え、60人程度は採用できると考えている。

 4の2ページにある今後の予定だが、1次試験を7月19日から21日にかけて行う予定にしている。試験の概要等、詳細については今後の教育委員会会議で御報告させていただく予定である。


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