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報告第11号

(鴨木生涯学習課長)

 報告第11号島根県社会教育委員の改選についてご報告する。

 現在の委員の任期がこの6月23日に満了する。このため、新たな2年間を任期とする委員の委嘱を行ったものである。

 7の3ページに根拠法令をつけている。社会教育法の規定をつけているが、第15条第2項、社会教育委員にどのような方を委嘱すべきかということが法律上書かれている。社会教育委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験者ということで、大きく4つの分野から委嘱すると、このように決められている。さらに、社会教育法の第17条に社会教育委員の職務が書かれているが、教育長を経て教育委員会に助言を行う。その内容であるが、第17条の1項の1号、2号、3号であるが、社会教育に関する諸計画の立案、そして教育委員会の諮問に応じた意見の提出、そして、それらを行うために必要な調査研究ということである。そのページの一番下に、今度はそれを受けた県の条例であるが、定数は20人、任期は2年、このように定めている。

 7の2ページをご覧いただくと、左側に現在の任期の委員のお名前を記載している。そして、右側が次の新しい任期の委員である。現在の委員の任期がこの6月23日に切れる。そして、新たに委嘱を行った次期委員は6月24日から2年間である。

 分野が、先ほど御説明したように学校教育の関係者、社会教育の関係者、そして家庭教育を支援する実践活動を行う者、そして学識経験者である。

 左右対照してご覧いただくと、学校教育については、幼稚園、小学校、中学校、高校、それぞれの団体に推薦依頼をし、それぞれの団体から右側に記載の4名の方を推薦していただいた。この4名の方をそれぞれの団体の代表者ということで、充て職という考え方で委嘱を行ったものである。そして、次の社会教育の関係者であるが、従前よりここについては、社会教育関係団体の方をお願いしていた。一番上がPTAの関係であるが、PTAの連合会には現在、校種によって4つの連合会がある。幼稚園、そして小・中学校、高校、特別支援学校の4つのPTA連合会がある。昨年からこの4つの連合会の連絡協議会というものも発足したところである。そこに既に推薦依頼をしているが、今ちょうど改選時期になっており、5月の下旬ないしは6月の上旬のところで推薦していただけるということで、この枠については後日委嘱させていただきたいと思っている。そして、島根県公民館連絡協議会については、福間敬明様、これは継続である。その次、島根県連合婦人会の方であるが、団体に推薦依頼を行ったところ、従前の渡邉様から、今回、赤水様に変更したいということで推薦があったので、そのとおり委嘱させていただいた。そして、従前は社会教育関係団体として子ども会連合会、そして松江市の社会福祉協議会からお願いをしていたが、今回、前島様と書いてあるが、島根県社会教育委員連絡協議会の方に推薦依頼をし、この方を推薦していただいている。この団体であるが、それぞれの市町村の教育委員会には市町村の社会教育委員が委嘱されている。その市町村側の社会教育委員、これを県内全体で横の連絡調整をとるための協議会がこの団体であり、市町村の社会教育行政との整合性、連絡調整、そういう観点でぜひこの協議会の方にお願いをしたいということで、今回、前島様を委嘱したものである。

 それから、その次の欄、家庭教育支援の実践者であるが、坂本様、若菜様、これは継続である。そして、栗栖様、これは放課後子どもプランの県の推進委員会の委員をお願いしており、浜田市で子どもの居場所の実践活動を行っている代表者の方である。この方にお願いしたいということで委嘱させていただいた。なお、家庭教育支援の実践活動を行ってらっしゃる方については、まだまだ私どものチャンネルで十分に把握し切れていない。顕著な活動を行っていらっしゃる方が県内にいらっしゃると思い、ここでは1名公募枠を設け、既に5月1日から募集を始めている。

 そして最後に、学識経験者だが、枠を2名増やした。上から有馬様、仲野様、神(じん)様、松本様、ここは継続である。有馬様は家庭教育の有識者である。仲野様は生涯学習概論、そして神様は博物館学、そして松本様は報道関係者ということで引き続きお願いをした。それから、市町村の教育長ということで、町村代表、従前、隠岐の島町の教育長であったが、今回は海士町の教育長に交代させていただいた。そして、市の教育長は、従前の松江市の教育長から大田市の教育長に交代させていただいた。ここに学識経験者としてさらに2名ほど補充をさせていただいたわけであるが、1名は島根大学教育学部長、高岡様で、公民館学の有識者である。今後の社会教育行政を進めていく上で公民館学の立場から御助言をいただきたいということで追加させていただいた。そして、堀川様、県立大学短期大学部松江キャンパスの教授であるが、図書館学の有識者である。今後の図書館についての助言をいただきたいということで追加をした。学識経験者の枠を6名から8名に2名増やすという関係上、社会教育関係者のところを5名から4名、家庭教育支援の実践者のところを5名から4名と、このように変更させていただいたものである。

 なお、7の4と7の5ページに、先ほど御説明した公募の関係であるが、既に5月1日から5月23日までということで公募をかけている。対象者は、家庭教育の向上に資する実践活動を行っている方ということで、今広くこのような方を募集している。5月23日必着ということで、募集期間が終わった後、書類と面接により、ふさわしい方を選考したい。

 そういうことで、残った2名の方については、次回、6月の教育委員会で報告をさせていただきたい。

(北島委員長)

 現在公募中だが、何人か応募はあるのか。

(鴨木生涯学習課長)

 既に何名かの応募がある。


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