河川除草・海岸清掃ボランティア活動について

付替赤川の除草活動

出雲市街地を貫流する赤川・塩冶赤川沿川は浸水常襲地帯であることから、治水効果の早期発現を図るため、付け替え区間においては暫定計画により改修を進めており、現在現川合流点から約１０００メートル区間の暫定改修が終わっています。この改修事業を促進するため、流域住民の皆さんを中心とする赤川付替事業促進期成同盟会が平成３年に結成されました。

付け替え区間の除草については、県予算が縮減され、除草の予算を十分に確保することが困難となっている状況において、「地元で協力できることはやろう」との声が同盟会から挙がり、新内藤川水域では最初の河川愛護団体に登録され、ここ数年来は当区間の除草作業を実施して頂いています。

今年は、赤川付け替え区間が公民館や小学校、自転車道（市道）に隣接していることから、各方面に参加を呼びかけられ、７月１日（日）に総勢約４７名（出雲市職員、出雲県土整備事務所職員含む）の参加をいただきました。時折強い雨が降る最悪の天気ではありましたが、参加者の皆さんは身の丈以上に繁茂した雑草に立ち向かい、約２時間の作業の後には大きな成果を上げることが出来ました。

今後も地域の方々に親しまれ可愛がっていただけるような川づくりと、河川愛護活動に参加し易い仕組みや支援する制度を強化していければと考えています。

湊原海岸清掃活動

７月１９日に出雲市大社町の湊原海岸（堀川河口から南へ約500ｍ間）において、毎年恒例となっている(社)島根県出雲地区建設業協会青年部が主催する海岸清掃活動が行われました。参加者は(社)島根県出雲地区建設業協会青年部３８名、出雲県土整備事務所１４名のなど総勢５２名でした。

当日は昨日（出雲市の最高気温３７℃）ほどではなかったものの３０℃を超える暑さの中、汗だくでの作業となりました。ゴミの量は例年よりも少ない量でしたが、発砲スチロールやプラスチック類がかなり打ち上げられており、トラック２台のゴミを回収しました。

今後も綺麗な海岸を目指し、継続的に参加してきたいと思います。