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動物愛護棟の紹介ページ

(写真)動物愛護棟全景

愛護棟全景

動物愛護棟イベント情報です。

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ivento

島根県では、動物の愛護及び管理に関する法律に基づき、動物愛護管理推進計画を策定しています。

この計画の中で、年間の犬猫の引取数を、最終目標年である平成29年度に1,250頭以下(現在およそ2,500頭)にすることとし、この目標に向かって愛護行政を推進していきます。

動物愛護棟の所管

動物愛護棟は、出雲保健所敷地内に設置されており、日頃の施設管理や保護動物の飼育管理は出雲保健所が行っています。

この愛護棟は、県下全域の動物愛護事業を展開する目的で設置されており、愛護棟で行う愛護業務については、島根県薬事衛生課が中心になり、出雲保健所と共に取り組みます。

島根の動物愛護

島根県では、ここ10年間で処分する犬猫の数が減少し続けており、現在は10年前の6分の1以下となりました。今後も、不幸な犬猫を減らすため、愛護棟を中心としてさまざまな取り組みを行っていきます。

当面、1.譲渡の推進(飼養期間の延長)、2.動物愛護思想の普及啓発(愛護団体との協働)及び3.猫による環境被害の軽減の三つの事業を中心に実施していきます。

なお、県内には7つの保健所があり、それぞれの保健所においても引き続き動物愛護の事業を進めて行きますが、全県で推進する愛護業務は、ここ愛護棟で実施します。

1.譲渡の推進(飼養期間の延長)

保健所での飼育期間は7日間ですが、明らかに飼い主がいたと思われる犬猫については、飼育期間を延長します。元の飼い主が見つからなかった場合でも、新しい飼い主を募集し、不幸な命を減らすように努力します。

また、飼育動物の健康管理についても、疾病の確認や食事管理などに努めていきます。

2.動物愛護思想の普及啓発(ボランティアとの協働)

県内の動物愛護団体と協働して、動物譲渡会、ふれあい教室、しつけ教室などを開催し、動物愛護思想の一層の普及啓発を図ります。

また、長期間飼養する動物について、愛護団体の方々やボランティアの皆さんに、日々の食事の世話や運動の世話などの健康管理を直接してもらいます。

3.TNR(地域猫)モデル事業

県内各地で飼い主のいない猫による環境被害等が深刻化しています。

これらの地域からモデル地区を決定し、地域の方々や餌を与えている方の協力を得ながら、TNR(地域猫)活動を実施し、地域住民と猫とが調和し共生していく社会を作ります。

施設概要

愛護棟には、次の施設があります。

研修室での研修風景 処置室(手術前室)

手術室での手術風景

施設紹介写真と解説

1研修室

動物愛護教室やしつけ教室を開催するための部屋です。

2処置室(手術前室)

譲渡前の動物の健康状態のチェックや寄生虫の駆除などを行います。

3手術室

負傷動物の治療や、飼い主のいない猫の不妊手術を行います。

(図面)動物愛護棟の平面図

動物愛護棟平面図

愛護棟概要

1.構造及び規模

○構造:木造一階建て
○建築面積:84.38m2
○延床面積:81.00m2

研修室・面会室(40.50m2)
処置室(20.70m2)
手術室(10.80m2)
準備室(5.00m2)
トイレ(2.00m2)
手洗い(2.00m2)

(特殊設備)
処置台、無影燈、麻酔機器、生体モニター、検査台

2.工事
○完成日:平成24年3月

 

(写真)所有者明示の啓発

明示2

明示1

 


お問い合わせ先

出雲保健所

〒693-0021 島根県出雲市塩冶町223-1
       
             島根県出雲保健所

   TEL :0853-21-1190
   FAX :0853-21-7428
   E-mail:izumo-hc@pref.shimane.lg.jp