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 全国つや姫フォーラム2013in島根 を開催しました!!

 

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   平成25年8月2日、出雲市で「全国つや姫フォーラム2013in島根」を開催しました。

 

   一昨年は、「つや姫」を育成した山形県で初回を開催し、昨年の大分県に次いで3回目になります。

 

  当日は、つや姫生産県から生産者を中心に関係者約270名が集まり、育成した山形県の「つや姫」ブランド化への戦略をはじめ、他の生産4県(宮城、大分、長崎、島根)の取組の情報交換や全国各産地のブランド米戦略が紹介され、今度の展開などについて考える良い機会となりました。

  

    詳細は次のとおりです。

 

現地視察

 

 高品質・良食味生産に向けた、島根県内の主産地や大規模生産者、島根県農業技術センターの取組を県外生産者等に知っていただきました。

 

 まず、県内産地を代表し、JA斐川町から取組の説明がありました。 同JAは担い手への農地集積率が高く、24年産では担い手に限定して「つや姫」栽培を開始した結果、高い1等米比率を実現し、25年産からは本格的な作付拡大を進め、今後は、「きぬむすめ」とともに「つや姫」を米生産・販売の柱に育成していきたい、と産地としての意気込みが語られました。

 

 続いて、大規模生産者として同JA管内の「原地区営農組合」から取組経過や栽培概要が紹介され、同組合が栽培している「つや姫」ほ場で現地視察を行いました。今年は生育が早く、7月20日頃には出穂した稲穂を多くの参加者が熱心に観察していました。

 

 島根県農業技術センターのほ場では、高品質・良食味生産技術の確立に向けた試験研究の取組を中心に島根県での品質や食味向上への取組を紹介しました。

 

基調講演

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 月刊食糧ジャーナル(株)食糧問題研究所 鶴田裕編集部長から、「全国のブランド米戦略と今後のつや姫ブランド構築への提言」と題して基調講演をしていただきました。

 

 その基調講演では、

  ・山形県の生産・販売・ブランド化戦略をはじめとする全国各産地のブランド戦略の解説

 

  ・産地品種の販売状況を見ると「北海道ゆめぴりか」と「山形つや姫」は「新潟コシヒカリ」を超える販売価格のまま推移

 

  ・こうした背景には、山形県のように生産・販売・コミュニケーション戦略がきちんと練られていることが必要

 

  ・ブランド構築のためには、悪いものを出回らせない、生産・販売基準を設けるなど戦略づくりが重要

 

 など、今後の各県の取り組みに向けて、示唆に富む提言をいただきました。

 

研究報告

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 山形県農業研究センター浅野目専門研究員から、「つや姫の美味しさに関する研究成果」と題して、食味官能試験を中心に理化学的評価、成分分析、物理特性など多面的な解析結果について、研究報告をしていただきました。

 

 研究報告では、

  ・食味官能試験において、「つや姫」は「コシヒカリ」より総合評価が高く、特に炊飯光沢、外観、味において評価が高いこと

 

  ・炊飯米の外観評価においては、「つや姫」の白さが最も際立ったこと

 

  ・炊飯米物性の測定結果は、「つや姫」は高温登熟条件下における高い弾力性が認められたこと

 

  ・炊飯米の味成分の解析においては、旨味成分のアミノ酸類の含量が、「つや姫」が「コシヒカリ」と比較して高いこと

 

などを紹介していただきました。 

 

 

意見交換

 

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 基調講演をしていただいた月刊食糧ジャーナル鶴田編集部長のコーディネートにより、各県のパネリストと「目指すべきつや姫ブランド像」をテーマに意見交換をしていただきました。  

 各県のパネリストは、

    山形県 県産米ブランド推進課 卯月課長補佐

    宮城県 農産園芸環境課 農産食糧班 横田技術主幹

    大分県 集落・水田対策室 山崎副主幹

    長崎県 農産園芸課 農産班 大津係長

    島根県 農畜産振興課 農産グループ 藤江企画員  にお願いしました。

 

 意見交換では、

  ・各県の「つや姫」振興に向けた取組状況と今後の課題

 

  ・各県の販売状況(販売の手ごたえ)や今後の販売戦略

 

 などについて話題提供していただき、相互に共通認識を深めることができました。

 

 今後、更に産地間が連携し、5県連携ブランドの強みを活かし、つや姫の認知度向上・ブランド確立を目指していくことの必要性を確認しました。

 


お問い合わせ先

農産園芸課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:0852-22-5131
FAX:0852-22-6036
nosan-engei@pref.shimane.lg.jp