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医療安全相談窓口のご案内

窓口の役割

 島根県では、健康福祉部医療政策課に「医療安全支援センター相談窓口」と県内の各保健所に「医療安全相談窓口」を開設しています。(パンフレット参照)

 また、松江市においても同様の医療安全に関する相談窓口を開設しています。

 窓口では、県民のみなさんから医療に関する相談を受け、自ら解決するための助言等を行い、患者と医療機関との信頼関係の構築を支援します。

 

  • 医師にこんなことを聞いてもいいだろうか
  • どこに相談したらよいか分からない
  • 職員の対応に納得できない
  • 説明をしてくれない。説明がよくわからない
  • 医療費について知りたい

 

以下の点について、あらかじめご了承ください。

 

  • 窓口では医療機関との仲裁は行っておりません。
  • 診療行為の是非や故意・過失の有無の判断、責任の所在を判断・決定する機関ではありません。
  • 特定の医師や医療機関の紹介はできません。

 

よくある質問についてはこちらを参照してください。

 

 

 

相談受付日・時間

月曜日から金曜日(土・日・祝日・年末年始は相談を受け付けていませんのでご注意ください。)

午前9:00から12:00

午後1:00から5:00

 

【電話による相談】※電話相談は原則30分とさせて頂いておりますのでご了承ください。

【面談の予約】※面談は原則60分とさせて頂いております。予約なしの来庁の場合、相談中により対応が出来ない場合があります。

 

〇県庁医療政策課:0852-22-5276

〇松江市保健衛生課:0852‐28-8289

 (松江市の医療機関に関する相談)

〇松江保健所:0852-32-5258

 (松江市、安来市の医療機関に関する相談)

〇雲南保健所:0854-42-0501

 (雲南市、奥出雲町、飯南町の医療機関に関する相談)

〇出雲保健所:0853-21-1428

 (出雲市の医療機関に関する相談)

〇県央保健所:0854-82-5330

 (大田市、美郷町、川本町、邑南町の医療機関に関する相談)

〇浜田保健所:0855-29-5536

 (江津市、浜田市の医療機関に関する相談)

〇益田保健所:0856-31-9558

 (益田市、津和野町、吉賀町の医療機関に関する相談)

〇隠岐保健所:08512-2-9717

 (隠岐の島町、海士町、西ノ島町、知夫村の医療機関に関する相談)

 

 

【手紙による相談】

住所:〒690-8501島根県松江市殿町1番地島根県健康福祉部医療政策課医療安全相談窓口宛

【電子メールによる相談】

アドレス:iryoanzen-madoguchi@pref.shimane.lg.jp

※相談内容によっては回答にお時間をいただく場合があります。

 

 

医療に関するその他の相談窓口

 法律相談

 法テラス島根

 TEL:050ー3383ー5500

 

 医療費に関する相談

 中国四国厚生局島根事務所

 TEL:0852−61−0108

 

 医療保険制度について

 加入している健康保険組合等にお問い合わせください

 

 消費生活に関する相談

 島根県消費者センター

 TEL:0852−32−5916

 同石見地区相談室

 TEL:0856−23−3657

 

 精神的不安や悩みなど心の健康についての相談については、

 こちら(心と体の相談センター)をご覧ください。

 

 

医療事故調査制度について

 医療事故調査制度は、平成26年6月18日に成立した、医療法の改正に盛り込まれた制度で、医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査報告を民間の第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析することで再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組みです。

 この制度の目的は、医療事故の原因究明と再発防止を図ることによる医療安全の確保であり、個人の責任を追及するものではありません。

 制度の概要および調査の流れについては、こちらの資料をご覧ください。

 

 

医薬品副作用被害救済制度

 医薬品は正しく使っていても、副作用の発生を防げない場合があります。

 医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。

 当該制度の詳細については、下記の医薬品医療機器総合機構のホームページをご覧ください。

 

【担当部署:医薬品医療機器総合機構健康被害救済部企画管理課】

◆出前講座及びeラーニング講座についてのお問い合わせ窓口

電話番号:03-3506-9460

Eメール:kyufu@pmda.go.jp

◆救済制度に関する相談窓口

電話番号:0120-149-931

Eメール:kyufu@pmda.go.jp
受付時間:(月~金)9時~17時(祝日・年末年始を除く)
救済制度の情報や各種広報資料について
医薬品副作用被害救済制度等に関する講演(出前講座)ついて
 

 

島根県医療安全センター事業について

 島根県では、平成16年度から「島根県医療安全相談窓口」を県庁医療政策課と各保健所に設置して、医療安全に関する相談等に応じています。

 平成19年度から医療安全相談窓口の業務を引き継ぎ、医療安全施策の普及・啓発をさらに推進するため、「島根県医療安全支援センター事業」を開始しました。

 

 

事業の目的

 医療に関する患者・住民の苦情・心配や相談に対応し、医療機関に対する助言、情報提供及び研修、患者・住民に対する助言及び情報提供、並びに地域における意識啓発を図り医療安全を推進することによって、住民の医療に対する信頼を確保することを目的として、島根県医療安全支援センター事業を行います。

 

 

事業の内容

 

1.事業の運営について

(1)県健康福祉部医療政策課に医療安全支援センター事業(以下、「センター事業」という)の事務局をおきます。

(2)センター事業では、「医療安全相談窓口」を県医療政策課と各保健所に設置します。

 

2.事業の内容について

(1)患者・住民からの苦情や相談への対応

(2)患者・住民・医療機関等からの相談等に適切に対応するために行う、関係する機関・団体等との連絡調整

(3)医療安全の確保に関する必要な情報の収集及び提供

(4)研修会の受講等によるセンター、相談窓口の職員の資質の向上

(5)医療安全の確保に関する必要な相談事例の収集、分析及び情報提供

(6)保健所に置く相談窓口に対する助言・指導、相談職員に対する研修の実施

(7)医療安全施策の普及・啓発(医療提供施設等に関する情報提供や助言や研修、患者・住民に対する医療安全に係る啓発等を含む。)

 

2-(1)医療安全相談窓口の業務について

○患者・住民等からの医療に関する相談・苦情を受け、相談者に対する情報提供や必要に応じて関係する医療機関などへ連絡等を行います。

○ただし、医療内容のトラブル(当事者間での話し合いを勧める)、診療行為の是非や故意・過失の判断、責任の所在を判断・決定する機関ではありません。特定の医師や医療機関の紹介などの相談には応じません。

○医療相談の実情を把握・分析し、広く医療関係者に情報提供することにより、全体として医療機関における患者サービスの向上を図ります。

○相談内容が、医療関係法規所管部局等が対応すべき事項である場合は、当該所管部局担当者に対応を求めます。

○面談による相談等に対応する場合には、相談場所など相談者のプライバシー保護に配慮します。

 ★県内にある病院の医療安全相談窓口について

 医療機関(病院・診療所)は、患者等が安心して相談できる環境づくりに努めており、専用の窓口を設けて、相談に対応する医療機関もあります。

 

2-(2)医療の安全に関する情報の提供について

○地域における医療の質を向上するため、医療安全に資する情報の提供に努めます。

 <参考となる情報>

 国の支援事業に関する情報→「医療安全支援センター総合支援事業(外部サイト)」

 医療機関の医療安全確保に関する情報→「財団法人医療機能評価機構(外部サイト)」の情報

 

2-(3)相談員の資質の向上

○相談職員の研修等(相談職員の資質向上)

 医療安全支援センター総合支援事業(事務局:東京大学大学院医学系研究科医療安全管理学講座)、国際予防医学リスクマネージメント連盟主催の研修等への参加

 「過去の研修内容」

 ★初任者研修;

 苦情・相談に対応するために必要となるコミュニケーションスキル(特にリスニングのスキル)についてロールプレイ等を通して習得する。

 ★実践研修;

 相談対応における必要な知識、効果的な患者啓発研修に必要な技術等を習得する。

また、医療安全支援センター職員とセンター設置地区内医療機関の医療安全・患者相談窓口がともに学習し繋がりを構築するなかで、日々の業務の円滑な推進を図る。

★医療安全教育セミナー;

 医療安全の動向と調査・教育、医療安全の最先端技術、医療安全のリスクコミュニケーションとコーチング

 

2-(4)研修の実施及び意識啓発について

(1)医療提供施設に対する意識啓発

 医療提供施設に対し、医療安全に関する制度、医療安全のための組織的な取組、事故分析・評価・対策、医療事故発生時の対応、コミュニケーション能力の向上、職員の教育研修、意識の向上等の内容が盛り込まれた研修を実施します。

(2)患者・住民に対する意識啓発

 患者・住民に対し、医療安全に資する幅広い情報の提供等により、診療における患者の主体的な自己決定の支援や医療安全の推進のための患者・住民の参加を促すなど意識の啓発を行います。

 

 

 

島根県医療安全推進研修会これまでの歩み

 これまで実施してきた島根県医療安全推進研修会の振り返りを行うために、「島根県医療安全推進研修会これまでの歩み」と題して、研修会の目的や過去の研修会のテーマ等について改めて整理させていただきました。

 

★島根県医療安全推進研修会これまでの歩み

医療安全支援センター相談実績

 

1.相談内容別件数(令和4年度県医療安全支援センター、保健所相談窓口の合計)

 

2.島根県内の病院の医療相談窓口一覧(令和6年5月15日現在島根県医療安全支援センターまとめ)

 


お問い合わせ先

医療政策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
島根県健康福祉部 医療政策課
TEL0852-22-6698(医事係)
 0852-22-5252(看護職員確保スタッフ)
 0852-22-6276(在宅医療係)
 0852-22-5691(医療計画係)
 0852-22-5637(救急医療係)
 0852-22-6629(災害医療係)
 0852-22-5251(医師確保対策室)
FAX0852-22-6040
iryou@pref.shimane.lg.jp