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地域医療を支える!島根の医師確保対策

県内では中山間地域・離島を中心に慢性的な医師不足の課題を抱えています。病院での勤務医不足に加え、開業医の高齢化や後継者不足など、医療を取り巻く状況は厳しさが増しています。

県では医師不足の解消に向けて医師を「《呼ぶ》《助ける》《育てる》」の3本柱で対策に取り組み、地域の医療提供体制の確保に努めています。


2次医療圏別の島根県の医師数の画像


医師確保対策3本柱

医師を呼ぶ

県外の医療従事者を招へいするための登録制度「赤ひげバンク」を運用しています。登録している医療従事者に県内の地域医療に関する情報を提供するほか、各自の希望に合った医療機関の紹介や視察ツアーを実施。これまでに約200人の医師の招へいにつながりました。


赤ひげ先生のイラスト
島根県医師募集キャラクター「赤ひげ先生」


医師を助ける

へき地、離島の医療機関に勤務する医師の休暇等による不在を補うため、県立病院から医師を派遣する「へき地代診医派遣制度」などを実施。また、中国5県のドクターヘリ広域連携による救急医療体制の充実、地域医療機能の補完を図っています。


ドクターヘリの写真

医師を育てる

県内小中高生を対象に医療従事者を目指すきっかけづくりに取り組んでいます。小中学生に地域医療をテーマとした授業を行い、中高生には医療現場での体験学習を実施しています。

今夏は東部と西部、隠岐の3病院で医療に興味のある中学2、3年生を対象にした「メディカル・アカデミー」を開催しました。

このうち東部は出雲市の県立中央病院で開催し、15人が参加。県内の医療の現状を学んだほか、実際に超音波(エコー)検査の機器を使って医師の体内を観察したり、屋上でドクターヘリを見学したりしました。

 

松江市立東出雲中学校2年の曽田春香(そたはるか)さんは「インターネットでは分からない情報を聞いたり、本物の医療機器を触ったりできて貴重な経験になった」と話しました。

 

 

医師の指導を受けながらエコー検査を体験する中学生の写真
医師の指導を受けながらエコー検査を体験する中学生

 

 

医師確保対策については、県のホームページをご覧ください。

 

「島根の医師確保対策」で検索
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●問い合わせ先
医療政策課・医師確保対策室(TEL:0852・22・6683)



お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp