３月２７日（月）、全国漁業協同組合連合会主催の第２２回全国青年・女性漁業者交流大会において、農林水産大臣賞を受賞された、漁業協同組合JFしまね西郷ばいかご会から、湊剛さんが知事を訪問されました。

（写真：湊剛さん（右））

【受賞内容】

　部門：資源管理・資源増殖部門

　受賞：農林水産大臣賞（部門で最高賞）

　発表課題：「未来へつなぐエッチュウバイ資源-持続可能な安定経営を目指して-」

　本大会は、「漁業者の甲子園」とも呼ばれ、全国の青年・女性漁業者が日頃の研究・実践活動の成果を発表するとともに、参加者間の交流により、知識や情報を共有・進化させることで、水産業・漁村の発展と活性化に資することを目的として開催されています。５つの分科会で構成されており、各部門ごとに農林水産大臣賞を筆頭に、水産庁長官賞などが選ばれ表彰されます。

　西郷ばいかご会は、エッチュウバイの資源を回復させるために行った資源管理の取組について発表を行い、漁業者自らが実践し、単価の向上を実現させたことが高く評価されて今回の受賞となりました。

　懇談で、湊さんは「漁獲量の制限をしたり工夫しています。また、エッチュウバイは主に石川県の金沢に出荷しているので、地元にはあまり出荷していません。そのため、隠岐でも食べ方を知らない人が多いですが、これを機に広めていきたいと思っています。」と話されました。

　知事は「この度はおめでとうございます。こうした資源管理が資源拡大につながると思います。これからどんどん普及していくでしょう。」と述べました。

（写真：懇談の様子）