１１月２２日、「東京デザインウィーク２０１６」学校作品展でグランプリを受賞した島根リハビリテーション学院と島根大学の学生のみなさんと懇談しました。

　「東京デザインウィーク２０１６」学校作品展で、島根リハビリテーション学院（奥出雲町）と島根大学の学生のみなさんが出展した、雲州そろばんを使ったアート作品が学生賞部門で最高賞であるグランプリを受賞されました。

(写真：皆さんと)

　「東京デザインウィーク」は、国内外の様々な企業、学校、デザイナー、クリエーター等が参加し、作品の展示やイベント実施する国内最大級のデザインの祭典。

　グランプリを受賞した「そろばんすだれ」は、縦１６８センチ、横１５０センチの木枠に６６列のてぐすを垂らし、１列に７０個のそろばんの玉を取り付けた作品で、指を使うことで体を動かす機能や認知機能が向上するとして、リハビリテーションにも活用できるのが特徴です。

　学生のみなさんは、「玉が下に落ちないよう、自由に動かしても模様が作れるように工夫した。今後リハビリテーションとして、実際に子供や高齢者施設で使ってもらいたい。」と述べられました。

知事は、「みなさんの工夫でよい作品ができましたね。受賞おめでとうございます。手先を使うということはリハビリテーションに重要なことですね。みなさんに使っていただく機会を開拓しなければなりませんね」と述べました。

（写真：懇談の様子）

（写真：懇談の様子２）