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9月20日(土)「知事と語ろう!学校図書館」に出席しました。

 学校図書館を育てる会・しまねが主催された「知事と語ろう!学校図書館」に出席し、学校図書館の取り組みを聞くとともに「あたらしい教育の形をめざして」をテーマとした公開討論会にパネリストとして参加しました。

 

  

 第一部では赤来中学校、城北小学校、東出雲中学校、揖屋小学校からそれぞれ特色ある図書館の取り組み事例の発表がありました。

 知事は、「皆さんの工夫で図書館に変化があったと感じた」、「司書やボランティアが熱意を持って工夫されて初めて変化が起こる。県内各地でこのような変化が出るようにしたい」と感想を述べました。

 また、今年の2月に城北小学校を視察した際の印象にも触れ、「子どもたちで溢れている図書館を見てイメージが大きく変わった」とも述べました。

 

活動報告の様子

 

(写真:図書館の事例発表)

 

 第二部は、松江南高校の漆谷学校司書専門員をコーディネーターに、「新しい教育の形をめざして」をテーマとした公開討論会が行われ、知事は赤来中学校の烏田校長、東出雲中学校の実重学校司書、揖屋小学校の品川司書教諭、城北小学校の梅田司書教諭、学校図書館を育てる会・しまね代表の柴田さんとともにパネリストとして参加しました。

 知事から「これまで取り組んで来られた中で工夫されている点、苦労された点は?」との問いに、各パネリストの皆さんからは、「教職員の特技を活かすなど、協働意識を高めた」、「町を挙げて図書館に力を入れている。小さな町なので連携がとり易い」、「学校図書館はつい最近まで『図書室』でしかなかったが、今は『進化する図書館』となっている」、「やる気満々の司書がいて今がある。ただ、司書がいれば良いということではない」、「資料不足は否めない。職員が時間外、休日に集めている状態。本や資料の共有化ができないか」、「他の学校とのやりくりができると良い」など、図書館での実践活動を通じての意見が出されました。

 

 また、「子どもたちにどんな良い影響が出ているか?」との問いには、「語彙が豊富になった。またスピーチや自問自答ができるようになった」、「本を通じて学年、クラスを超えたコミュニケーションができている」、「図書資料の活用の仕方が変わったと感じる。例えば、今までは一冊を皆で見ていたが、今はそれぞれが見つけてくる」、「感想文などで使われる言葉が磨かれてきている」など、様々な意見がありました。

 終わりに当たって知事は「様々な活動やご意見を伺ったが、こうした活動が県内に広がるよう努力したい」、「ご意見に対してすぐに対応できないこともあるが、努力を続けたい」と述べた上で、「皆さんもこうした動きを伝えていってほしい」と協力を求めました。

 

 

公開討論会の様子公開討論会

 

(写真:公開討論会の様子)


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