松江杵築往還
この往還は、松江から宍道湖の北岸を西進し平田を経て杵築に至る道で、現在の松江市・出雲市を通過します。中世には、往還北側の山地に築かれた城塞に関わる攻防戦、また戦国時代には尼子氏を攻める毛利氏による戦いなど、街道や湖上で幾つものいくさが繰り広げられました。後に斐伊川開発などでルートの変更を余儀なくされることもありましたが、この街道は杵築大社や一畑寺など多くの社寺詣や、また、出雲観音霊場33カ所巡礼の人気もあって他国を含む多くの人に利用されました。松江藩主も杵築大社参詣のために通っています。 ほかにも、浜田城を失って松江に逃れた藩主松平武聡や、鎮撫使となった西園寺公望が松江に乗り込み帰京する際に大社詣でをし、この街道を使用したことなど、幕末維新期の激動の舞台となった歴史があることも忘れてはなりません。 |
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歴史の道探索上の注意 1.サンダル、スカートなどの軽装は控えましょう。 2.道路や線路などの横断には充分注意しましょう。 3.公道や民家などに駐車しないようにしましょう。 |
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お問い合わせ先
文化財課
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