浜田広島街道
正保2年(1645)の「石見国絵図」によると、浜田から広島へ通じる街道は、石見国と安芸国との国境に3本描かれています。場所によって様々な呼び方をされる3本ですが、いずれも浜田城下を起点に広島城下へ通じる中国山地横断の官道で、この横断道に津和野から日貫村に至る津和野奥筋往還(歴史の道6)が交差しています。 今回御紹介する道は、3本の中でも最も重要とされる浜田藩主の参勤交代の道(三坂峠越え)です。浜田から広島へ向う道の前面には1000m級の山々が連なります。また、その山々が海岸に迫っているのですから、旅は峠を越え谷を渡る険路の連続でした。しかし、この道は古来から政治・経済・文化の大動脈として陰陽を結ぶ重要な街道として大役を果たしてきました。 |
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歴史の道探索上の注意 1.サンダル、スカートなどの軽装は控えましょう。 2.道路や線路などの横断には充分注意しましょう。 3.公道や民家などに駐車しないようにしましょう。 |
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