しまね健康寿命延伸プロジェクト
健康づくりの新たなプロジェクトがスタートしました!
しまね健康寿命延伸プロジェクトとは・・・
”人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根”の実現を目指し、島根創生計画(県の最上位計画)がR2年度にスタートしました。
健康づくり分野における新しい施策が、この「しまね健康寿命延伸プロジェクト」です。
R2年10月12日には、丸山知事と健康長寿しまね推進会議森山会長により、
しまね健康寿命延伸取組宣言が発信され、
これまで以上に、県民自ら健康づくりに取り組めるよう環境の整備を進め、
健康寿命の延伸を図り、健康長寿日本一を目指すこととなりました。
健康でいきいきと暮らしていくためには、病気になりにくい心身をつくることが必要です。
このプロジェクトでは、特に
「食生活の改善」と「運動の促進」に力を入れていきます。
現在の島根県民の生活習慣上の課題は、
- 食塩摂取量が全国平均より多い
- 野菜摂取量が目標値以下である
- 歩数が全国平均以下である
ということがわかっています。
これらの課題を克服するため、健康に関する正しい知識の普及や、住民の健康意識の醸成、公民館を単位とする地区ごとの健康づくり活動などに取り組んで行きます。
合い言葉は「プラス1(ワン)」!
みなさんは普段「健康」を意識して生活していますか?
生活の中で”何か一つ”健康に良い取組をプラスすること=「プラス1(ワン)」活動です。
大田圏域では、大田圏域健康長寿しまね推進会議を中心に、「プラス1」活動を推進していきます。
~様々な場面で「プラス1」~
例えば、働く人は・・・歩いて通勤してみる、会議の際に健康に関する情報提供をするなど
家庭では・・・野菜料理を一皿プラス、減塩のためしょうゆスプレーを使ってみるなど
サークル活動では・・・集まった際にみんなでラジオ体操など
むずかしく考えず、まずはできることから「プラス1」活動を行ってみましょう。
大田圏域健康長寿しまね推進会議では、運動やアルコールのことなど様々な啓発チラシを準備していますので、ご利用ください。
詳しくはこちらをクリックしてください。
モデル地区は波根(大田市)に決定!
今回のプロジェクトでは、県内の各保健所の管轄ごとに7つのモデル地区が選ばれます。
大田圏域では、大田市波根(はね)地区がモデル地区となりました!
今後、波根地区では、R3年度に住民の方を対象とした健康実態調査を行い、地区の健康課題を明らかした上で
課題をクリアすべく、住民一体となった健康づくりを目指して活動をすすめていきます。
波根は、大田市東部に位置する人口およそ1200人の地区です。
波根海岸や立神岩など自然豊かで景色の美しい町で、波根まちづくりセンターを中心に様々な世代を巻き込んだ地区活動をしておられます。
中でも、4千本を超えるキャンドルの光が幻想的な光景を生み出す”キャンドルナイトin波根海岸”は
波根を代表する活動の一つとなっています。
「活動のキーとなる人や組織がある」「活動の拠点となる場所がある」
「住民の精神的なつながりがある」「周囲に協力が期待できる団体がある」など
プロジェクトの活動につながる基盤が既にある地区です。
今回のモデル地区活動を通して、大田市役所を始めとした行政組織、地区で活動されている各団体等と連携を図り、住民が一体となって活動を進めていくことで
全国に発信できるくらいの”健康づくりのまち”を目指します。
波根での成果が、大田圏域全体、島根県全体に活動を広げていく際のロールモデルとなるよう、力を入れて取り組んで行きます。
住民のみなさんとの対話を大切に!
R2年12月10日にキックオフ会となる、第一回目の関係者説明会を実施し、
たくさんの方にご参加いただきました。
グループワークでは、波根の良いところやこれからどんな活動をしてみたいかなど、自由な雰囲気で話し合いました。
地域住民からの信頼が厚い福田医院院長にもご参加いただき、地区の医療を通して気づかれた点などお話いただきました。
波根モデル地区活動については、今後も進捗をこのホームページ上でお知らせする予定としています。
お問い合わせ先
県央保健所
〒694-0041 島根県大田市長久町長久ハ7-1 TEL:0854-84-9800 FAX:0854-84-9819 kenou-hc@pref.shimane.lg.jp