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島根県農業試験場研究報告第36号(2005年2月)p25-36
小型ペーパーポット育苗がメロンの生育と果実品質に及ぼす影響
石津文人
摘要
小型ペーパーポットを利用した省力育苗法を開発し,その生育特性及び果実品質に及ぼす影響について明らかにした.
- 小型ペーパーポットの定植時期は,ポット下部から根が確認できる播種後40時間頃〜出芽前の播種後56時間頃までが適当であった.
- 小型ポット栽培では,直播栽培と比較して,出芽が安定し,初期生育がよく揃った.この傾向は地温が低い早熟作型で顕著であった.
- 小型ポット栽培では,セル成型育苗栽培と比較して,生育が早く,収穫期は前進した.この傾向は抑制作型で顕著であった.また,草勢は収穫期まで強かった.果実品質については,糖度が高く安定した.
- 小型ポット栽培では,従来の慣行育苗に比べて,育苗で約1/6,定植で約1/2の労働時間となり,労力が大幅に軽減された.
お問い合わせ先
農業技術センター
島根県農業技術センター 〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380 nougi@pref.shimane.lg.jp <携帯・スマートフォンのアドレスをご利用の方> 迷惑メール対策等でドメイン指定受信等を設定されている場合に、返信メールが正しく届かない場合があります。 以下のドメインを受信できるように設定をお願いします。 @pref.shimane.lg.jp