風しんに注意しましょう

現在、首都圏を中心に風しんが流行していますが、島根県でも患者が増えています。

4月下旬から5月上旬にかけて島根県西部において風しんが7件報告されており、うち1件は浜田市内での発生であることが確認されました。

今後、県西部においても流行することが懸念されますので、自身の罹患歴や予防接種歴を確認し、感染拡大防止に努めましょう。

(風しんの罹患歴がある、風しんに対する予防接種を2回受けていると言う方は、感染の恐れは殆どありません。)

風しんとは

  1. 潜伏期間:14~21日
  2. 症状:発熱、発疹、リンパ節の腫れ
  3. 感染経路:飛沫・接触感染
  4. ウイルスを排泄する期間:発疹が現れる前後7日間
  5. 風しんの免疫が不十分な妊娠初期の女性が感染すると、胎児に感染し、先天性風しん症候群(心疾患・難聴・白内障等の障がい)の子どもが生まれるおそれがありますので特に注意が必要です。

予防方法

1.妊娠を希望する女性は、妊娠前に風しんの抗体検査と予防接種の実施をご検討ください。
ただし、風しんの予防接種後は、2ヶ月間の避妊が必要です。
2.妊娠をしている方は、風しんの予防接種を受けることができないため、周囲の人に風しんの抗体検査と予防接種を検討するようご相談ください。
3.成人男性(特に罹患率の高い30代から50代の男性)で、これまで一度も風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、風しんの抗体検査と予防接種を受けることを検討してください。
4.定期予防接種の対象者(1歳児と小学校入学1年前の幼児)の方は、忘れずに予防接種を受けてください。

 

島根県では、平成31年2月4日から風しん対策として、無料抗体検査を実施していますので対象者の方は活用してください。詳しくはホームページをご覧ください。
浜田市及び江津市では、風しんの任意予防接種について助成制度を設けています。詳しくは浜田市(外部サイト)及び江津市(外部サイト)のホームページをご確認ください。

また、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性については、風しんの追加的対策として風しんの抗体検査及び予防接種を無料で受けられる制度が始まります。詳しくは厚生労働省のページ(外部サイト)をご確認ください。

風しんを疑う症状が現れたときは

1.風しんを疑う症状があった場合は、必ず受診前に医療機関に連絡し、風しんを疑う症状があることを伝えて医療機関の指示に従って受診してください。

2.受診の際には、マスクを着用し、公共交通機関等の利用を避けてください。

関連リンク

 ○厚生労働省「風しんについて」(外部サイト)

 ○島根県薬事衛生課「風しん対策について」

 ○島根県感染症情報センター「風しん情報」

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