271例目(2月1日確認)について

確認された271例目について、2月2日に報道各社へ提供した資料は以下のとおりです。

報道発表資料

1.概要

2月1日(月)に益田保健所及び出雲保健所管内で、新たに2名の新型コロナウイルス感染が確認されました。


2.患者

〈益田保健所管内〉
【270例目(254例目関連】
(1)年代:非公表
(2)性別:非公表
(3)居住地:県外
(4)症状:発熱(最高37.4℃)、咳、咽頭痛、倦怠感


〈出雲保健所管内〉
【271例目】
(1)年代:非公表
(2)性別:非公表
(3)居住地:出雲市
(4)症状:発熱(最高38.8℃)、咽頭痛


3.調査の状況

感染者の行動調査、濃厚接触者の特定及び健康調査を実施中です。

 

県説明

県説明(PDF)

【患者について】

  • 最初に、患者さんについてです。
  • 患者さんは、「出雲市在住」の方です。
  • 年齢、性別は本人の同意が得られておりませんので、公表は差し控えさせていただきます。
  • 患者さんは、1月29日(金)に37度台の発熱の症状があり、医療機関を受診されており、その時は、風邪と診断されています。
  • その後、2月1日(月)には、38度台の発熱があり、29日(金)に受診された医療機関に相談され、紹介された別の医療機関で検査を実施したところ「陽性」が判明したものです。
  • 患者さんは、現在も、発熱の症状がありますが「軽症」です。
  • 患者さんは、昨日から自宅で待機しておられ、本日、感染症対策を講じた医療機関に入院される予定です。

【現時点での行動歴】

  • 出雲保健所においては、感染拡大防止のため、昨日から行動履歴や、濃厚接触者についての調査を行っており、現時点で把握できた行動歴等について説明します。
  • 患者さんの行動歴の調査や検査を進めるなかで、感染拡大防止のために公表すべき情報があれば、改めて、情報提供します。


<発症日(無症状者は検体採取日)の2日前以降の行動>

  • 症状のある方は発症日、症状のない方は検体採取日の2日前以降の患者さんの行動についてです。
  • この間は、患者さんから他の方に感染する可能性がある期間であり、感染のおそれの高い濃厚接触者を確認するための調査です。
  • この患者さんについては、発症日の1月29日(金)の2日前である27日(水)以降の行動になります。

(1)27日(水)、28日(木)は、自宅で過ごしておられ、日常生活での接触がありますが、接触者は、特定できています。

(2)29日(金)は、発熱の症状があり、医療機関を受診されています。受診後は自宅で療養されています。

(3)30日(土)以降は、症状があったことから自宅で療養されており、2月1日(月)は、別の医療機関で検査を受けておられます。
(4)この間、患者さんと接触があった方は、特定できており、限定的で、ごく少数です。

(5)県では、患者さんと接触があった方については、昨日から検体採取を開始しており、速やかに、検査を実施してまいります。

 

<発症日(無症状者は検体採取日)の14日前の行動>

  • 次に、発症14日前までの行動について、把握した情報について、説明します。
  • この間に、患者さんがどこから感染したのか、この患者さん以外に感染者はいないのか、を調査するものです。

(1)患者さんは、この間、県外への往来はありません。

(2)行動歴の詳細については、現在、調査を進めています。

  • 県としましては、濃厚接触者及び接触者の調査を積極的に行うとともに、接触があった方については、幅広にPCR検査など必要な検査を実施し、感染拡大の防止に努めてまいります。

【県民の皆さん、報道機関の皆さんへ】

  • 県民の皆さまにおかれては、これまでもお願いしておりますとおり、感染拡大防止のため、発熱等の症状があった場合は、まずは、かかりつけ医又は健康相談コールセンターにご連絡いただき、早めに受診していただきますよう、お願いします。
  • また、県から提供する情報に基づき、冷静な対応をお願いします。
  • 個人を特定する行為や、患者さんへの誹謗中傷が拡がったりすれば、その後の事案で、保健所への情報提供や、そもそも感染や症状を名乗り出ることを控えるなどの悪影響が懸念され、かえって、広く感染拡大が県民に及びかねないという状況になることが懸念されます。
  • 患者さんの人権を守り、感染拡大を防止するために、個人を特定する行動や、患者さんへの誹謗中傷は許されませんので、厳に謹んでいただきますよう、お願いします。
  • 県では、患者さんの行動歴の公表は、個人の特定につながることがないように、感染拡大を防止するために必要な場合に限っております。
  • 県が公表する情報が具体的でないために、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、県が公表している内容を超える内容は事実とは限りませんので、注意してください。
  • また、県では、感染のおそれが高い濃厚接触者だけでなく、感染拡大を未然に防止するために、必要に応じて、接触があった方などに幅広く検査を実施することとしております。
  • そのため、検査を受けるということだけで、出勤、登園、登校をしないよう求めること、ましてや、検査を受けた方のご家族など、関係者までに、そうしたことを求めることは、過剰な対応となりますので、控えていただきますようお願いします。
  • 報道機関の皆様には、引き続き、患者さん、周囲の方への配慮、プライバシーを尊重した報道に、ご配慮願います。
  • また、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあるなか、県内でも、感染者の発生が続いています。
  • 県民の皆様におかれては、職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起をしている、「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、

引き続き、

(1)「三つの密」の回避
(2)「人と人との距離の確保」
(3)「マスクの着用」
(4)「手洗いなどの手指衛生」

など、基本的な感染対策に継続して取り組んでいただくよう、お願いします。

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