154例目(12月5日確認)について

確認された154例目について、12月6日に開催した記者レクの詳細は以下のとおりです。

 

 

報道発表資料

1概要

 12月5日(土)に出雲保健所管内の診療所を受診した患者の新型コロナウイルス検査を実施したところ、陽性であることが判明しました。現在、患者は軽症です。

 県内で154例目の新型コロナウイルス感染者となります。

 

2患者

(1)年代:60歳代

(2)性別:女性

(3)居住地:島根県出雲市

(4)症状:発熱(最高38.2℃)、咳、鼻汁

(5)経過:12月4日(金)発熱(38.0℃)、咳、鼻汁

 12月5日(土)・診療所を受診・抗原検査により陽性確認

 

3調査の状況

 患者の行動調査、濃厚接触者の特定及び健康調査を実施中です。

 

県説明

県説明(PDF)

【患者について】

1.最初に、患者さんについて、申し上げます。

2.昨日、12月5日(土)に、県内で「154例目」となる新型コロナウイルス感染症患者が、出雲市内で確認されました。

3.患者さんは、「出雲市在住」、「60歳代」の、「女性」であります。

4.患者さんは、4日(金)の夜に38度の発熱や咳、鼻水の症状があったため、5日(土)に診療所を受診されております。
その診療所で抗原検査を実施したところ「陽性」が判明したものであります。

 

5.患者さんは、発熱や咳、鼻水の症状がありますが、「軽症」であります。

6.患者さんは、本日、感染症対策を講じた医療機関に入院されております。

 

【現時点での行動歴】

8.出雲保健所においては、感染拡大防止のため、昨日から、行動履歴や、濃厚接触者についての調査を行っており、現時点で把握できた行動歴等について説明します。

<発症の2日前以降の行動>

9.症状が発症した4日(金)の2日前の2日(水)以降の患者さんの行動についてであります。
この間は、この患者さんから他の方に感染する可能性がある期間であり、感染のおそれの高い濃厚接触者を確認するための調査であります。

10.患者さんは、2日(水)と4日(金)に仕事に出ておられます。

 


11.仕事の内容は、不特定多数の方と幅広く接触されるようなものではありませんので、仕事で接触のあった方は特定できております。

12.また、患者さんは、仕事中はマスクの着用や手指消毒の徹底など、適切に感染対策を実施して仕事されています。

13.なお、仕事以外の行動歴についても、調査を進めてきておりますが、現在のところ、接触者は特定できております。

14.仕事などで接触があった関係者については、本日から検体を採取し、PCR検査など必要な検査を実施いたします。


<発症14日前(感染源調査)の行動>

15.次に、発症14日前までの行動について、把握した情報について、ご説明します。この間に、患者さんがどこから感染したのか、この患者さん以外に感染者はいないのか、を調査するものであります。

16.この間の、県外の方との接触や、不特定多数の方の接触があるなどの行動歴の詳細については、現在、調査中であります。

17.県としましては、まずは発症2日前以降の濃厚接触者及び接触者の調査を積極的に行い、幅広にPCR検査など必要な検査を実施し、感染拡大の防止に努めてまいります。

 

【県民の皆さん、報道機関の皆さんへ】

18.県民の皆さまにおかれては、これまでもお願いしておりますとおり、県から提供する情報に基づき、冷静な対応をお願いします。

19.個人を特定する行為や、患者さんへの誹謗中傷が拡がったりすれば、その後の事案で、保健所への情報提供や、そもそも感染や症状を名乗り出ることを控えるなどの悪影響が懸念され、かえって、広く感染拡大が県民に及びかねないという状況になることが懸念されます。

20.患者さんの人権を守り、感染拡大を防止するために、個人を特定する行動や、患者さんへの誹謗中傷は許されませんので、厳に謹んでいただきますよう、お願い申し上げます。

 

 

21.県では、患者さんの行動歴の公表は、個人の特定につながることがないように、感染拡大を防止するために必要な場合に限っております。
県が公表する情報が具体的でないために、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、県が公表している内容を超える内容は事実とは限りませんので、注意してください。

22.報道機関の皆様には、引き続き、患者さん、周囲の方への配慮、プライバシーを尊重した報道に、ご配慮願います。

 

23.また、全国的には新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあるなか、県内でも、ここ数日間、感染者の発生が続いております。

24.県民の皆様におかれては、職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起をしている、「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、

 

 

引き続き、

(1)「三つの密」の回避
(2)「人と人との距離の確保」
(3)「マスクの着用」
(4)「手洗いなどの手指衛生」
など、基本的な感染対策に継続して取り組んでいただくよう、お願い申し上げます。

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