確認された123例目について、8月10日に開催した記者会見の詳細は以下のとおりです。
1.概要
8月9日に帰国者・接触者外来を受診した患者の新型コロナウイルス検査を実施したところ、陽性であることが判明しました。現在、患者は軽症です。
県内で123例目の新型コロナウイルス感染者となります。
2.患者
(1)年代:40歳代
(2)性別:男性
(3)居住地:島根県益田市
(4)症状
8月7日咳、息苦しさ、咽頭痛、倦怠感
9日発熱(38.5℃)
(5)経過(本人への聞き取りによる)
8月4日~7日東京都に滞在
8月8日広島県に滞在
8月9日午前、保健所に相談
午後、検体採取
自宅待機
3.検査結果
8月9日午後10時30分新型コロナウイルス陽性確認
4.調査の状況
患者の行動調査及び濃厚接触者の健康調査を実施中です。
1.患者について
2.現時点での行動歴
(1)この患者さんは、会社にお勤めの方ですが、窓口業務等で、不特定多数の方と幅広く接触されるような業務ではありません。
<発症14日前(感染源調査)の行動>
(2)まず、発症14日前までの行動について、把握した情報について、ご説明します。この間に、患者さんがどこから感染したのか、この患者さん以外に感染者はいないのか、を調査するものであります。
(3)発症14日前までの行動歴としては、8月3日(月)までは、基本的には会社で勤務しておられ、週休日は自宅で過ごされておられます。
(4)4日(火)から7日(金)にかけて東京都に出張されています。
東京都へは往復広島県を経由して移動されており、益田市と広島県間は自動車で移動され、広島県と東京都間の移動は新幹線を利用されております。
7日(金)の帰県後、会社に立ち寄られ、数人の方と接触されています。
(5)8日(土)は日帰りで広島県に出張されています。その際、公共交通機関ではなく、自動車を利用されております。
<発症2日前以降の行動>
(6)次に、発症日である7日(金)の2日前以降の患者さんの行動についてであります。
この間は、この患者さんから他の方に感染する可能性がある期間であり、感染のおそれの高い濃厚接触者を確認するための調査であります。
(7)発症の2日前の8月5日(水)から自宅待機された9日(日)までの行動歴は把握できており、不特定多数と接触がある場所等の利用はありません。県内で患者さんと接触された方は把握しており、個別にPCR検査を受けていただくよう、お願いしているところであります。
(8)益田保健所においては、感染拡大防止のため、引き続き、感染源調査や、濃厚接触者についての調査を進めております。
(9)県としましては、積極的に調査を行い、幅広にPCR検査を実施してまいります。
3.益田保健所の体制強化
4.県民の皆さん、報道機関の皆さんへ