島根県では、「健康寿命の延伸、健康格差の縮小」「8020(ハチマルニイマル)の達成」に向けて歯と口腔の健康づくりを推進しています。
8020(ハチマルニイマル)を達成するためには、80歳の方々のうち自分の歯が23本以上残っている方が5割以上を占める必要があることから、平成24年度から「県民の奥歯総点検事業」を開始しました。
この事業では、「噛ミング30(かみんぐサンマル)セルフチェック」を用いて県民の方々に歯や口腔の自己点検を行っていただき、その結果をもとに歯科医師や歯科衛生士に歯や口腔のことで相談し、アドバイスを受けていただくことにより、県民の方々の歯と口腔の健康づくりにつなげています。
平成30年度に見直しを行い、学齢期(6~15歳用)、成人期(16~64歳用)、高齢期(65歳以上用)のセルフチェックシートを作成しました。
また、それぞれにセルフチェックガイド付きのシートも作成し、自分の歯や口腔のチェックがしやすくなりました。
歯科医療機関・保健所・市町村等において、各年代に応じた「噛ミング30セルフチェックシート」をダウンロードしていただき、いろいろな場面でご活用ください。
<活用例>
〇歯科医院で患者さんにチェックしてもらう
歯科医院で患者の待合の時間等でセルフチェックを行ってもらい、診療時に歯科医師や歯科衛生士がセルフチェック結果を確認し、相談対応や歯科保健指導を行う。
〇歯科保健事業参加者にチェックしてもらう
歯科健診、健康相談、健康教育等の参加者に事前にセルフチェックを行ってもらい、相談対応や歯科保健指導を行う。
〇健康まつり等のイベント来場者にチェックしてもらう
健康まつり等のイベント来場者にセルフチェックを行ってもらい、相談対応や歯科保健指導を行う。
<噛ミング30セルフチェックシート>