『化学物質過敏症』への御理解・御配慮をお願いします
1化学物質過敏症とは
- 化学物質を一度に大量に摂取した場合や、少ない量を長期にわたって取り込んだことにより引き起こされる、アレルギーによる症状と似たような症状(頭痛、目まい、動悸、気分が悪くなるなど)が現れるとされ、これを「化学物質過敏症」といいます。
- 主観的な症状が主で身体所見等を伴わないため、周りの人から理解されにくい一面があるようです。
2化学物質にはどんなものがあるの?
【もともと自然にあるもの】
- 火山などで自然に発生する二酸化炭素やフグの毒、鉄・アルミニウムなどの鉱石など
【人工的なもの】
- 合成洗剤(洗濯用、台所用、洗面用、シャンプー、ボディーシャンプー等)、柔軟仕上剤(衣類用、リンス)、ヘアスプレー、香水、化粧品、消臭剤、殺虫剤、除草剤、塗料、接着剤、住宅建材、家具、たばこ、自動車の排気ガスなど
3どんな症状が出るの?
- 頭痛、目のかすみ、チカチカ感、目まい、吐き気、動悸、不整脈、息苦しさ、筋肉痛、不眠など様々な症状があります。
- 症状発症の仕組みをはじめとし、未解明名な部分が多くあるようです。
- どんな化学物質にどのくらいの量でさらされると症状が出るかは、個人によって大きな差があります。
4対策や治療はあるの?
化学物質過敏症に対しての特効薬はありませんが、以下のような点に心がけましょう。
1)バランスのとれた食生活
ビタミンやミネラルをバランスよく摂り、なるべく農薬の使われていない食材を選ぶ。
2)適度な運動や発汗
運動や入浴による発汗の促進や新陳代謝の活性化を図る。
3)生活環境の改善
こまめな換気や掃除、症状が出る製品や物質は使わない、身近に置かない。
5私たちにできることはあるの?
- 『化学物質過敏症』を知り、特に多くの人が集まる所では、香水、化粧品、ヘアスプレーなどの香料を含むものの使用を控えるよう配慮しましょう。
- たばこは決められた場所で吸い、周囲の人への受動喫煙防止に努めましょう。また、御自身の健康のためにもできれば禁煙にチャレンジしましょう。
6関連リンク
- 厚生労働省「化学物質安全対策室のホームページ」
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/seikatu/kagaku/(外部サイト)
- 環境省「保健・化学物質管理情報ホームページ」
http://www.env.go.jp/chemi/(外部サイト)
- 環境省「わたしたちの生活と化学物質」
http://www.env.go.jp/chemi/communication/guide/index.html(外部サイト)
お問い合わせ先
健康推進課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 (事務所は松江市殿町2番地 島根県庁第2分庁舎3階にあります)
・疾病療養支援グループ(被爆者対策、肝炎医療費助成、ハンセン病対策、調理師・栄養士免許など)0852-22-5329
・難病支援グループ(指定難病、小児慢性特定疾病など)0852-22-5267
・健康増進グループ(食育、歯科保健、生活習慣病予防、たばこ対策、健康増進など)0852-22-5255
・子育て包括支援スタッフ(母子保健、不妊治療費助成など)0852-22-6130
・医療保険グループ(国民健康保険、保険医療機関及び保険薬局の指導など)0852-22-5270・5624
・がん対策推進室(がん対策の推進及び総合調整)0852-22-6701
FAX 0852-22-6328
Eメール kenkosuishin@pref.shimane.lg.jp
・疾病療養支援グループ(被爆者対策、肝炎医療費助成、ハンセン病対策、調理師・栄養士免許など)0852-22-5329
・難病支援グループ(指定難病、小児慢性特定疾病など)0852-22-5267
・健康増進グループ(食育、歯科保健、生活習慣病予防、たばこ対策、健康増進など)0852-22-5255
・子育て包括支援スタッフ(母子保健、不妊治療費助成など)0852-22-6130
・医療保険グループ(国民健康保険、保険医療機関及び保険薬局の指導など)0852-22-5270・5624
・がん対策推進室(がん対策の推進及び総合調整)0852-22-6701
FAX 0852-22-6328
Eメール kenkosuishin@pref.shimane.lg.jp