コロナ禍における障がいのある方への配慮について

 県では、障がいのある方に対する必要な配慮やちょっとした手助けを実践する「あいサポート運動」を広く県民運動として取組んでいます。

 今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、障がいのある方やその家族の中には、障がいの特性により、これまでと違った日常生活に不自由を感じている方がいます。

 障がいのある方やその家族が困っていることを知っていただくとともに、出来る範囲での声がけや配慮をお願いします。

あいサポートマークとしまねっこ

障がい特性による困りごとなどの例

 

<知的障がいや発達障がいがある方の場合>

○コロナ禍の状況が理解できずに、または、触覚・嗅覚等の感覚過敏といった障がい特性により、マスク着用が困難な場合があります。

○いつもと違う状況が受け入れられず、パニックになる方もいます。

○表情が見えないこと等に不安を覚え、家族や支援者がマスクをすることを嫌がることがあります。

○痛みなど自覚症状を伝えられなかったり、避難所など人の集まる空間が苦手な方がいます。

 

<視覚障がいがある方の場合>

○歩行時、ガイドヘルパーの肩や肘に触れるなど、密着の状態で移動する必要があります。

○買い物をするときは、商品を触ったり、近づいて確認する必要があります。

○レジまでの行列で間隔をあけるような場面で、自分の立ち位置や距離感が分からなくなってしまうことがあります。

 

<聴覚障がいがある方の場合>

○相手がマスクを着けていると、表情や口の動きが見えずに、コミュニケーションが難しいことがあります。

○お店のレジに設置している感染防止のためのビニールカーテンでも相手の表情や口の動きが隠れて見えにくくなることがあります。

障がいのある方への配慮について

 障がいの内容はさまざまであり、状態にも個人差があることから、障がいのある方が望む配慮は個々に異なります。県では、障がいに対する必要な基礎知識と障がいに応じて配慮をお願いしたい内容についてまとめていますので、ぜひご覧ください。

 

○「障がいを知り、共に生きる」(PDF)

 

<参考>「あいサポート運動」について

 

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