平成24年6月、島根町多古地先でヒョウモンダコが確認され、島根県水産課が報道発表しました。
また、平成26年4月に、隠岐の島町内でもヒョウモンダコが確認されております。
このタコは、主に日本からオーストラリアの熱帯・亜熱帯域に生息する小型の美しいタコで、唾液には神経毒であるテトロドトキシンを持ち、咬まれると呼吸困難を起こす危険な生物であるとのことです。
もし、見かけた場合には、絶対に素手で触らないようにしてください。
また、下記連絡先まで情報提供(見つけた日時、場所等)をお願いします。
[連絡先]島根県農林水産部沿岸漁業振興課沿岸漁業振興グループ
TEL0852-22-5323FAX0852-22-6048
ヒョウモンダコに関する島根県水産課からの情報提供(写真付き)
日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域に分布し、浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂と小石混じりの海底に生息しています。
大きさは10センチ程度の小型のタコで、刺激を受けると青い斑紋が見えることが特徴です。
このタコの唾液の中には、フグ毒として有名な猛毒のテトロドトキシンが含まれています。
国内では、2011年に愛媛県で男性が咬まれ入院した事例があります。海外では死亡事例もあります。
近年、九州北部や兵庫県等の日本海側でも報告事例があり、その生息域が北上しているようです。