BSEに対する日本の安全対策が 国際的にも認められました。
かつて、世界で、BSE(牛海綿状脳症)が発生したのは、 病気の牛の「プリオン」が、牛のえさに混ざったからでした。 このため、と畜場ではプリオンの蓄積しやすい部位を除去、焼却するとともに、 牛からとった原料を、牛のえさに混ざることがないよう規制しました。
対策は大きな効果をあげ、 日本では、2002年2月以降生まれた牛からは、 BSEは見つかっていません(2013年5月現在)。
2013年5月、日本は 国際機関(OIE:国際獣疫事務局)から、 BSEの「リスクが無視できる国」に認定されました。
安全対策の検証のため、 4才を超える牛を対象に、BSE検査を続けます。 |
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12013年5月13日、食品安全委員会が、「BSE検査対象月齢を48ヶ月超に引き上げても、人への健康影響は無視できる」と食品健康影響評価結果を示した
22013年5月28日、国際獣疫事務局(OIE)が、日本をBSEについて「リスクが無視できる国(いわゆる清浄国)」と認定した
3県内の生産者、消費者等の団体から「全頭検査見直しに同意する意見」が多かったことなど
以上の点について、総合的に勘案し、次のとおり方針決定しました。
県の方針
1本年7月1日から、BSE検査対象月齢を「48ヶ月齢超」に変更。
2県内と畜場における特定部位の除去は、従来通り全月齢について実施。
3消費者及び関係者等の理解が得られるよう、BSE対策や食肉の安全性について周知していく。
1飼料規制(牛がBSEに感染しないようにする対策)の徹底
2特定部位の除去及び焼却(人がBSEに感染しないようにする対策)の徹底
3BSE検査(異常プリオンの有無を調べる検査)の実施検査対象:48ヶ月齢(4歳)超の牛
<BSE検査結果>
4厚生労働省ホームページ「牛海綿状脳症(BSE)対策に関するQ&A」(外部サイト)
検査対象月齢の見直しに関する詳しい資料は、食品安全委員会及び厚生労働省の各ホームページをご参照ください。
牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに係る食品健康影響評価(2013年5月)
食品安全委員会は、検査対象月齢を48か月齢超に引き上げても、人への健康影響は無視できると判断しました。
詳細は、食品安全委員会ホームページ「BSEに関する情報」(外部サイト)をご参照ください。
厚生労働省によるBSE対策の見直しに関する説明
厚生労働省は、2013年5月の食品安全委員会の答申に基づき、BSE対策の見直しを行いました。
詳細は、厚生労働省ホームページ「牛海綿状脳症(BSE)について」(外部サイト)をご参照ください。
我が国のBSEステータス(「無視できるBSEリスク」の国)認定に関する説明
2013年5月、国際獣疫事務局(OIE)総会において、国際的なBSEの安全性格付け(BSEステータス)の最上位である「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。
詳細は、農林水産省ホームページ「牛海綿状脳症(BSE)関係」(外部サイト)をご参照ください。
薬事衛生課
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