●日時平成３０年１２月１８日（火）１４：００～１６：００

●場所ホテル白鳥「鳳凰の間」（松江市千鳥町２０）

●構成員構成員一覧

（１）報告

　事業実施状況

　働く女性きらめき指数の状況

　女性の活躍に関連する県内の状況

（２）意見交換

<出席者からの主な意見＞

○出産後の職場復帰奨励金について、育休等の取得促進を考えるよいきっかけになったり、出産した社員も休みづらい気持ちだったけど、奨励金ということで会社に貢献できるということで気持ちが楽になったということもあり、事業主も出産した社員にとってもすごくいい制度だと思う。

○毎年、女性塾ということで、いろんな経営問題や現状に対する課題についての会員内でのセミナーを開催している。また、全国の女性経営者の集う会が年１回フォーラムとして開催されているので、それに十数社参加している。

○働きやすい環境づくりという点については未充足な部分もあり、特に中小、零細企業においてはまだまだ十分でないということがみられる。

○例えば、女性はコミュニケーション能力が高いと言われるなど男性と女性で考え方が違うという話も聞いたこともあり、そういった女性の強みを活かすなどの取組みが一つ一つの企業の中で起こると女性の活躍の場はもっと増えるのではないかと思う。

○一般事業主行動計画を策定することにより、就業規則を見直したり社員のスキルアップ計画を作ったりということができた。女性活躍ということと働きやすく改善していくところですごくいい制度だと思っている。団体では、応援企業登録数を増やすことを数値目標にして取り組んでいこうと話をしており、引き続き声がけをしていきたいと思っている。

○女性は男性に比べ、学ぶ機会が少ないので、女性を対象としたセミナーなど引き続き実施してほしい。

○女性の働き方は、男性の働き方や上司の思い、意識改革が大切だと思っている。女性もその環境を与えてもらえると考えるだけでなく、自分がどこまでできるのか、働くということに生きがいを感じるような企業を探し、自分の質の向上を考えることも必要ではないかと感じている。

○女性の管理職については、若い職員からそういったマネジメントを意識するようなセミナーであったり、取組みをしていきたいと思う。

○団体の横のつながり、女性同士の勉強会やセミナーなど積極的に開催している。

○団体として女性の割合の目標をたて、組織の方針に女性活躍を明記することなどから取り組んでいる。

○女性の活躍については本人もですが、家族の方なども含め健康や食の面からサポートしていきたい。

○以前、ワーク・ライフ・バランス支援事業を行い、離職率の低下につながった。夜勤をする人の確保など課題になっているので、また考えながらやっていきたい。

○学生が県内に定着するように、いい企業が島根県にあるということを知ってもらうことを動いている。きらめき指数が１位になるとこんなにすばらしい、女性が働きやすいということは男性も働きやすいので、学生もより島根へ定着するようにいうことができるので、指数が上がっていくようにと思っている。

○働きやすさの中に子育てしやすいというところをしっかりと持っていき、親子の結びつき、健全な子どもを育てるというところで、働く女性を応援しながら、子どもたちがしっかりと健全に成長していかなければいけないことをしっかりと考えていかないといけないと考えている。

○児童クラブの状況についてもどういう課題があるかを考えれば、切れ目なしの女性の働く環境とか安心して働く生活の見通しが持てるのではないかと思う。

○新卒者の離職が多いので、働きやすい職場はこういうところにも関係すると思うので、学生の状況も把握しつつ、支援をしていかないといけないと思う。

○女性応援社会を実現する究極の目的は、その地域社会の事業や団体の活性化がいかに進んでいくか、大げさにいえばイノベーションがどうやって進んでいくのかということ、非常に大きな役割を女性の活躍が果たすというふうに思っている。

○性別を意識しなくても、子育てなど男女どちらでもできるような職場環境、頭の中もそうなっているのが、重要。

○管理的職業従事者に占める女性の割合も上がってきているが、正社員の比率と比べると満足してはいけないものであるので、積極的にこの取組みを推進してほしい。

○若い女性、男性に島根に残ってもらえるような魅力的な働き方、職場が実現できるような取組みを引き続きお願いしたい。

会場写真

知事挨拶

　議長島根県商工会議所連合会会頭古瀬誠氏