「島根の文学あり方研究会」について

島根は、古くは万葉歌人の柿本人麻呂、近代では森鴎外や島村抱月など多くの文人を輩出してきました。現代では、詩人の入沢康夫、小説家の難波利三や松本侑子などの活躍が注目を集めています。

また、島根は、これまで多くの文学作品の舞台ともなってきました。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)や島崎藤村、志賀直哉、松本清張など多くの著名な文人が来訪し、島根固有の風土や歴史を題材にした文学作品を多数残しています。

これらは、島根が誇りうる大きな財産であり、それを活用し、次の世代に伝えていくことは大切なことであると考えます。

しかし、これら島根ゆかりの貴重な文学資料は、図書館や博物館等に収蔵されているものもありますが、個人で収集・保管されているものも多いと思われます。

こうした島根ゆかりの貴重な文学資料を散逸させることなく、県民全体の財産として保存・活用を図りながら次代に継承していくため、県では、島根ゆかりの貴重な文学資料の収集・保存・活用のあり方を官民一体となって検討していくこととし、平成23年5月、「島根の文学あり方研究会」を設置しました。

この研究会において、「島根ゆかりの文学者」について、その略歴や文学資料等の調査を進めることとしており、このたび、第一段の調査対象の文学者を選定しました。

現在、専門家・研究者の協力を得ながら、この「島根ゆかりの文学者」の調査を進めているところです。

 

 

 

島根ゆかりの文人(文学者)の調査

1.調査対象となる「島根ゆかりの文学者」

調査対象文学者一覧表(PDF:45KB)」のとおり

 

2.調査内容

調査票I、II(MicrosoftExcel:38KB)のとおり

※人物紹介(略歴、主な作品案内、ふるさととの関係、作品集等)、図書資料

 

3.調査開始時期

平成24年12月中旬

 

4.調査結果の活用

調査結果は、ホームページへの掲載をはじめ、子どもたちを含めた県民の皆さん、研究者に提供できるよう、活用を検討することとしています。

 

 

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