山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会'12が開催されました
山陰道(安来~益田間)の沿線市などで組織する山陰自動車道(安来〜益田)建設促進期成同盟会主催の「山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会」が9月29日(土)に大田市(島根県立男女共同参画センターあすてらす)で開催されました。大会には、溝口知事をはじめ、県選出国会議員、島根県議会議員など多数の来賓が出席され、一般参加者を含めた約300名が整備が遅れている山陰道の早期全線整備を強くアピールしました。
主催者である同盟会会長の田中江津市長は「少子高齢化、人口が減少する島根県の中でもとりわけ石見部は、根幹的社会資本整備である高速道路が供用されていないばかりに、地域のまちづくりの戦略さえも立てられない。山陰道の開通は一日も早く!」と訴えられました。また、溝口知事は「県の最も大きな課題は産業を起こし増やすこと。そのために企業立地などに取り組んでいるが、高速道路の有無は大変大事な要素である」と訴えました。
続いて行われた基調講演では、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授谷口氏が、「山陰の「命」の自動車道」と題し、これからの公共事業のあり方として、東日本大震災の話を交えながら安全・安心に重視した高速道路について話されました。
次に、研究発表として、島根県立大学総合政策学部の西藤ゼミ2・3年生合同調査チームの皆さんが「事業所の開業率と高速道路の有無の関連性」「他県の整備効果事例」「島根県の道路の現状と高速道路の整備効果」について発表され、高速道路の必要性を説きました。
大会の最後には、同盟会副会長である山本益田市長が読み上げた「高速道路ネットワークの早期整備」「ミッシングリンクの整備に必要な予算の確保」、「事業中区間の早期完成」、「未事業化区間の早期事業化」の4項目からなる決議文が採択され、同じく同盟会副会長の長岡出雲市長の発声の下、参加者全員で山陰道全線開通に向けて「ガンバロウ」を三唱して締めくくりました。
1.会議名
山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会'12
2.日時
平成24年9月29日(土) 13:30〜16:00
3.場所
島根県立男女共同参画センターあすてらす(大田市大田町)
4.主催
山陰自動車道(安来〜益田)建設促進期成同盟会
主催者代表挨拶
田中増次氏/山陰自動車道(安来~益田)建設促進期成同盟会会長(江津市長)
開催地市長挨拶
竹腰創一氏/大田市長
来賓挨拶
細田博之氏/衆議院議員
竹下亘氏/衆議院議員
亀井亜希子氏/参議院議員
青木一彦氏/参議院議員
溝口善兵衛氏/島根県知事
原成充氏/島根県議会議長
講演
演題:「山陰の「命」の自動車道」
講師:谷口博昭氏/芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授
研究発表
研究テーマ:「高速道路が地域にもたらす影響に関する調査研究」
発表者:島根県立大学総合政策学部西藤ゼミ2・3年生合同調査チーム
お問い合わせ先
高速道路推進課
〒690-8501 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎6階) Tel 0852-22-6570 Fax 0852-22-5190 highway@pref.shimane.lg.jp