山地災害防止キャンペーンについて

 島根県は県土の8割が山地で占められ、災害をうけやすい地質が県内全域に分布しているため、

近年局所的な集中豪雨による山地の崩壊・土石流・地すべり等の山地災害が多発しており、人命や財産に甚大な被害が及んでいます。

 

 毎年度、梅雨期を前にして、山地災害防止に対する県民の理解と関心を深めると共に、

山地災害に対する警戒避難体制を強化することを目的として下記のとおり「山地災害防止キャンペーン」を実施します。

 

山地災害防災キャンペーン啓発ポスター

 

本キャンペーンは林野庁の全国キャンページ(外部サイト)の一環として取り組んでいます。

 

1.キャンペーン期間

例年5月20日から6月30日まで実施しています

2.実施主体

島根県、市町村

3.キャンペーン活動内容(平成22年度からの取り組み)

 (1)『山地防災情報の発信』

 ○県民の方々が山地災害に備えるための方法・注意点などをまとめたパンフレット、

 ポスター等を配布し情報発信しています。

点検状況

 (2)『山地災害情報の収集強化』

 ○山地災害の未然防止を目的としたボランティア活動を行う山地防災ヘルパーによる、

 山地災害に係る情報収集活動等に取り組んでいます。

(3)『地域の実情に応じた取組』

 ○治山アドプト制度により認定された地域のボランティア団体や山地防災ヘルパーなどによる、

 山地災害危険地区や治山施設等の巡視や点検に取り組んでいます。

(4)『山地における落石危険度調査』

 ○近年、気象災に起因した落石被害が多発しているため、

 山地災害危険地区の中で特に落石危険度の高い箇所、

 過去に落石の被害のあった箇所など、落石の恐れのある箇所について

 治山・保安林の担当職員等による重点パトロールを実施しています。

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