レッドデータブックとは、絶滅の危機に瀕している野生動植物の名前を掲載し、その危機の現状を訴え、個体や生息地などの保護・保全活動に結びつけようという目的で出版される報告書です。
1991年に環境省(旧環境庁)から動物編として「日本の絶滅のおそれのある野生生物(脊椎動物編・無脊椎動物編)」、1989年には日本自然保護協会と世界自然保護基金日本委員会から植物編として「我が国における保護上重要な植物種の現状」が発行されており、これらを日本版レッドデータブックと呼んでいます。
しかし、全国レベルでは絶滅の恐れが生じていなくても、島根県という地域レベルでは絶滅の危機に瀕している場合があるなど、全国レベルでの評価がそのまま適用できない面があります。島根県での保護対策を考えるにあたっては、その地域の動植物がおかれている現状を明らかにしたうえで評価を行う必要があり、そこで作成したのが「しまねレッドデータブック」です。
1997年(平成9年)に「しまねレッドデータブック」を発行し、その後、生息生育実態等の状況変化など最新の情報を反映させるため、2004年(平成16年)に第1次改訂、2013年(平成25年)に植物編、2014年(平成26年)に動物編の第2次改訂を行いました。
改訂しまねレッドデータブック(2013植物編・2014動物編)〜島根県の絶滅のおそれのある野生動植物〜
改訂しまねレッドデータブック(2013植物編・2014動物編)(外部サイト)
改訂しまねレッドデータブック2004〜島根県の絶滅のおそれのある野生動植物〜
しまねレッドデータブック〜島根県の保護上重要な野生動植物〜
冊子は以下でお買い求めいただけます
電話:0854−86−0500
住所:大田市三瓶町多根1121−8
電話:0853−63−7100
住所:出雲市園町沖の島1659−5
※詳しくは上記連絡先にお問い合わせください。
※しまねレッドデータブック(1997)、改訂しまねレッドデータブック(2004)は、現在販売されておりません。お求
めいただけるのは改訂しまねレッドデータブック2013(植物編)、改訂しまねレッドデータブック2014(動物編)のみとなります。