当研究所では環境省の依頼を受け、敷地内において毎年2月から5月にかけて花粉自動計測器を設置し、花粉の計測を行っています。
花粉の計測結果は花粉観測システム(はなこさん)において公表されています。
中国四国地域の花粉観測システムは2006年2月に運用開始され、以後毎年、花粉飛散量が測定されています(調査期間:2月1日〜5月31日)。
島根県においては、松江市(国設松江大気環境測定所:保健環境科学研究所)、浜田市(浜田合同庁舎一般環境大気測定局:浜田合同庁舎)の
2地点で観測しています。
花粉計測器は、ポンプで大気を吸引し、そこへレーザー光を照射して、スギやヒノキの花粉の粒子による光の散乱から
花粉濃度(個数/m3)を測定します。1時間ごとの飛散量が、環境省のホームページの地図上に丸印の大きさや数値で示されます。
⇒花粉症予防や対策に、環境省の花粉情報の活用をお勧めします。
保健環境科学研究所
〒690-0122 島根県松江市西浜佐陀町582-1 tel:0852-36-8181 fax:0852-36-8171 hokanken@pref.shimane.lg.jp