1950年頃まで、中海にはアマモなど膨大な沈水植物が成育しており、これを採集し農業用肥料として利用されていました。これによって少なくとも年間に窒素で60t、リンで12t以上が湖から回収されていたことが分かりました。これは現在の中海への流入負荷量に対して、窒素で約5%、リンで約11%に当たります。(土木学会誌、88、79-82(2003))
モバ桁を使った小型和船によるアマモの採集