大雨や地震などの非常災害が発生すると、壊れた家財や畳などの片付けごみや、家屋が浸水・倒壊することによる木材やがれき類が大量に発生します。これらの災害に伴って発生するごみを「災害廃棄物」とよんでいます。
仮置場に搬入された災害廃棄物 (令和3年7月、雲南市) |
仮置場に搬入された災害廃棄物 (令和3年7月、出雲市) |
※「仮置場」とは、災害廃棄物を処理するまでの間一時的に保管する場所のことをいいます。
大規模災害において大量に発生する災害廃棄物を迅速かつ適正に処理するために、災害廃棄物処理に関する基本的な考え方と処理方策を示すことを目的として、「島根県災害廃棄物処理計画」を平成30年3月に策定しました。
本計画は、東日本大震災や熊本地震及び鳥取県中部地震、並びに近年全国各地で発生した大雨被害への対応から得られた教訓や環境省の指針等を踏まえ、「島根県地域防災計画」等との整合を図りながら策定されたものです。
・島根県災害廃棄物処理計画(本編)(PDF1.8MB)
・島根県災害廃棄物処理計画(資料編)(PDF938KB)
令和2年7月豪雨や令和3年7月豪雨など近年の災害における対応を振り返り、発災直後から速やかに災害廃棄物処理に取り組めるよう、具体的な対応手順を示した初動対応マニュアルを令和4年8月に策定しました。
・マニュアル本編(PDF1.05MB)
・巻末資料(PDF645KB)
・様式等(PDF1.83MB)
災害が発生した際に迅速かつ適正に災害廃棄物処理を進めるためには、平時からの備えが重要となります。
平時における災害廃棄物処理に関する取り組みとして、県では令和元年度から発災後の対応に関する研修・訓練を実施してきました。
令和4年度は、災害廃棄物仮置場について理解を深め、迅速に設置し運営できることを目的とし、松江市の協力を受けて仮置場設営訓練を県内で初めて実施しました。
・令和4年度災害廃棄物仮置場設営訓練の実施について(PDF118KB)
仮置場レイアウトの検討 | 仮置場の設置 | 災害廃棄物を積んだ車両の受入 |