福神面(ふくじんめん出雲市大社町

福神面の写真

 恵比須様と大黒様を型取ったこの面は、博多の人形師より指導され明治の頃から作られている出雲の民芸品である。面型に詰める粘土をこねる際、よく練ることによって一層の練りを出し壊れにくくすること、さらに型に詰める段階も、傷を出さないように一定の厚さに詰めていくことが美しい福神面づくりのポイントとなる。天日で乾燥させた後素焼きし土絵具で彩色するが、眉・目・口の表情をいかに入れれば穏やかな顔に仕上げることができるか、この彩色工程にも長年の経験が必要とされる。穏やかな表情に仕上がった福神面は、出雲大社にゆかりの深い縁起物であることなどから参拝記念として求める人も多い。

 

【製造過程】粘土をこねる→型につめる→乾燥→素焼き→着色、仕上げ
【主な製品】福神面

【製造事業者】
●松浦伸弘(昭和57(1982)年3月31日指定)
「松浦福神面製作所」〒699-0711出雲市大社町杵築南1128TEL0853-53-2368

紹介ページ(「出雲の手しごとマップより):http://izumo-teshigoto.jp/kyo/kyo_02.html(外部サイト)

 

 

 

 

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