石見地方の伝統芸能の一つ「石見神楽」舞踊で用いられる衣装。石見神楽では舞衣と呼ばれる。明治十五年から次第に華美になり、大正期には現在のような金糸、銀糸の豪華絢爛な衣装となった。
金襴や、繻子、黒ビロードの生地に金糸、銀糸で昇り竜や唐獅子、鶴などの刺しゅうを施し、またメッキされた銅板やガラス玉等も生地に一針ずつ丹念に縫い込んでいく。これらは全て手作業。重量もあり、仕上がりは舞子の肩にずっしりと食いこむほど。一着仕上がるには数カ月から半年かかり、金額も一着数百万もする豪華なものもある。各社中がそれぞれにデザインを工夫し個性を生かしているため、同じものは一着も無い。
【製造工程】デザイン決定→生き物制作→刺しゅう→仕上げ→縫製→完成
【主な製品】石見神楽衣裳(鬼着、水干、陣羽織、鎧、鎧下、袴、打掛、片きり他)
【製造事業者】
■栩木千秋子(くぬぎちあき)(平成14(2002)年3月27日指定※平成25(2013)年3月22日指定変更)
■川辺志津枝(平成14(2002)年3月27日指定)
〒697-0062浜田市熱田町1224-2TEL0855-27-0141
■日下悟(ひのしたさとる)(平成15(2003)年3月26日指定)
〒697-0063浜田市長浜町1419-1TEL0855-27-0233
「日下義明商店」紹介ページ(「はまナビ」より):https://www.kankou-hamada.org/guidepost/6492(外部サイト)
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その他関連ページ(「石見神楽公式サイト」より):https://iwamikagura.jp/shop/(外部サイト)
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